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樹木の諸データ

【 科名 】
ツツジ科半落葉低木
【 和名・別名・学名 】
山躑躅、学名 Rhododendron kaempferi
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)4月2日(日)/10時45分〜10時47分、2017年4月18日(火)/15時06分〜15時07分、2017年6月17日(土)
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田十二番、二本松、ほか
【 その他 】
身近な雑木林などで見られるツツジ。

生態状況

ヤマツツジは、通常、日当たりのよい林の縁付近及び内部、川岸に生えていることが多いです。写真のものは、サクラツツジとヤマツツジです。サクラツツジは、花びらが5枚のうち、上の花びらの中央付近に緑の斑点があるのが特徴です。

サクラツツジ

開花時期は、3〜6月で、背丈は、3メートル未満です。木全体がやや薄黄緑色です。

サクラツツジ花・小枝

小枝の先端部に、花を2〜3個つけます。写真から分かるとおり、花びらの上部の中央付近は、緑色の斑点があります。花の直径は、4〜5センチです。

サクラツツジ花・小枝

こちらは、サクラツツジです。花の中心部は、緑の斑点で薄黄色に見えます。なお、葉の裏側には、毛が多くあります。

ヤマツツジ葉・枝

樹高は、1.5メートル未満です。花びらの中央は、紅色の斑点で赤く見えます。

ヤマツツジ花・小枝

こちらは、花びらは白ですが、上部の花びらの斑点がやや紅色をしています。花の大きさなどはほとんど同じです。

ヤマツツジ花・小枝・つぼみ

こちらは、つぼみの状態です。やや日陰に近い場所のもので、全体的に緑色です。葉の裏は、やや毛があります。

タネガシマツツジ朱色・花

こちらは、普通の朱色のタネガシマツツジです。大浦川の川岸に自生しているものです。ちょうど見ごろを迎えていました。

2017.6.21〜