トベラ(扉)

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トベラ科

トベラの果実は、晩秋頃から次第に割れてきます。その頃は、まだ赤みが強かったけれど、気温の低下とともに、黒づいてきます。

海岸付近のトベラは、こんな冬模様になっています。新芽が出る頃になると、果実も全て落下しています。

真冬には、更に黒く色づくトベラの割れた果実

黒く色づくトベラの割れた果実
【撮影場所】
鹿児島県西之表市野木県道沿い
【撮影日時】
2012年1月27日(金)/11時12分
【写真情報】
28.3KB/Nikon D300+C-PL(W)

トベラは、全般的に海岸付近に生えているのが普通です。しかし、種子島は海に囲まれているので、少し内陸部にも生えていることが多いのです。

早春になると、枝の先端部から新芽を出してきます。そして、その中心部に花を咲かせるのです。

四月になれば、場所によっては花を咲かせてくれます。

早春には新芽を出す

トベラの新芽
【撮影場所】
鹿児島県西之表市国上大久保市道沿い
【撮影日時】
2011年4月2日/10時12分
【写真情報】
36.5KB/Nikon D300

トベラの葉は、鮮やかな緑色で葉の裏側へやや反り返っているのが特徴です。庭木としても人気があり、トベラは種子島の海岸線を代表する花木です。

海岸近くのトベラは、厳しい条件にさらされています。写真のトベラは、左側が根部分ですが、90度曲がっており、地面と水平の横方向に幹が伸びているのです。

その幹から枝が出て、新芽が出ていますが、このまま上部へ伸びることはありません。強い風により、成長が難しくなります。

二つの写真は、何れも海岸付近のトベラですが、右のトベラの葉こそ細いのが分かると思います。厳しい条件に耐えています。

海岸のトベラは厳しい条件に耐える!

海岸のトベラ
【撮影場所】
鹿児島県西之表市上西花里海岸
【撮影日時】
2009年4月22日/12時45分
【写真情報】
37.3KB/OLYMPUS E-510

春になると、トベラが一斉に白い花を咲かせます。全般的に海岸付近や内陸部など広範囲に自生しています。

名前の由来は、魔除けに入り口の戸に、この木をさしていた風習があったということで付けられています。

花に近づくと程よい匂いが、付近に漂っています。しかし、人によって好き嫌いがある匂いです。咲き初めは、全般的に白い花です。

トベラの白い花

トベラの白い花
【撮影場所】
鹿児島県西之表市榕城桃園市道沿い
【撮影日時】
2011年5月4日(水)/11時57分
【写真情報】
35.3KB/Nikon D300

トベラの花は、咲き初めは白いのですが、次第に薄黄色に変色していきます。花びらの色で、咲き始めか、時間が経過しているかが分かります。

写真のトベラは、花全体が黄色く色づいていますので、日数も過ぎています。

薄黄色に変色した花

薄黄色の花
【撮影場所】
鹿児島県西之表市下西池野農道沿い
【撮影日時】
2011年5月4日(水)/8時05分
【写真情報】
20.2KB/Nikon D300

写真のトベラは、花が一輪開花したばかりですので、これから咲き始めです。花全体が純白です。

トベラの葉は、外側に大きく反り返っているのが特徴です。また、枝の下部付近の葉は、黄色に色づき見ごたえがあります。

咲き始めのトベラ

純白の花
【撮影場所】
鹿児島県西之表市下西川迎市道沿い
【撮影日時】
2011年5月4日(水)/7時23分
【写真情報】
23.2KB/Nikon D300

写真のトベラは、海岸の大きな岩の上に自生していたトベラです。ご覧のように、背丈は低く、1メートル以下です。

幹が、岩に張り付くように生えています。海岸の植物は、生命力が強いのに感心しますね。

岩の上のトベラ

岩の上のトベラ
【撮影場所】
鹿児島県西之表市立山野木海岸
【撮影日時】
2011年10月27日(木)/9時35分
【写真情報】
31.6KB/Nikon D300+C-PL(W)

秋が深まるにつれて、トベラの果実も黄色に熟してきます。そして、実が割れて、中から赤い種がたくさん出てきます。

赤色というよりは、印鑑に使うような鮮やかな朱色です。果実でも完全に乾燥して、黒くなっているものもあります。

この頃になると、果実の匂いは、少し生臭さが出てきます。晩秋のトベラです。

トベラの黄色い果実

トベラの黄色い果実
【撮影場所】
鹿児島県西之表市伊関柳原農道沿い
【撮影日時】
2010年11月21日/13時22分
【写真情報】
37.8KB/Nikon D300

増田向井海岸県道75号線沿いのトベラです。晩秋に、黄色く葉や果実が熟してくれます。

トベラの色づいた姿を楽しめます。更に熟すと、果実が割れてきます。晩秋の海岸付近のトベラです。

晩秋のトベラの黄色い果実や葉

黄色い果実や葉
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町増田向井海岸
【撮影日時】
2010年11月23日/11時09分
【写真情報】
22.4KB/Nikon D300

田之脇海岸の岩場に根付いているトベラです。波打ち際に近い場所ですので、厳しい環境にさらされているトベラ。

樹高は、1メートルもありません。しかし、花を咲かせ、果実も熟し、さらに果実も割れて種子を放出しているので、成長しきっているトベラです。

海岸のトベラは素晴らしい感動を与えてくれます。

初冬の岩場のトベラ

初冬のトベラ
【撮影場所】
鹿児島県西之表市現和田之脇海岸
【撮影日時】
2011年12月3日(土)/13時42分
【写真情報】
26.6KB/Nikon D300

トベラは、春に白い花を咲かせるが、やがて、実が熟し割れてきます。通常、海岸に近い場所に生えていますが、種子島では内陸部にも自生しています。

完全に実が割れて、朱赤色の種が露出しているのが確認できます。冬枯れで、黒く変色しているものもあります。

トベラの冬景色です。樹木の四季も楽しめます。

トベラの赤い種

トベラの赤い種
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡南種子町第一長谷
【撮影日時】
2009年12月30日/13時08分
【写真情報】
32.6KB/Nikon D300