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樹木の諸データ

【 科名 】
モクセイ科イボタノキ属の常緑小木
【 和名・別名・学名 】
鼠糯、学名 Ligustrum japonicum
【 撮影日時 】
2011年(平成23年)5月4日(水)/7時14分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西川迎市道沿い、ほか
【 その他 】
ネズミモチの由来は、秋に熟した果実がネズミの糞に似ていることと葉がモチノキに似ていることによるものです。

生態状況

ネズミモチは、通常、雑木林の縁及び海岸付近で自生している樹木です。初夏に白い花を咲かせてくれます。庭木や街路樹として人気があるといわれています。

ネズミモチ

初夏のころ、枝の先端部に散状花序をつけます。花を咲かせる前のつぼみの状態です。

開花したネズミモチ

初夏ころ、白い花を密に咲かせます。花を咲かせると、木全体が白くなったように見えます。花を咲かせない時期は、ほとんど目立ちませんが、開花すると同時に、雑木林でひときわ目立ってきます。

ネズミモチの果実

秋になると、次第に果実をつけてきます。果実をつける頃には、雑木林ではほとんど目立ちません。【平成23年12月10日撮影】

ネズミモチの黒い果実

初冬の頃には、果実が黒く少しずつ変色してきます。次第にネズミの糞に似てくるのです。【平成23年12月10日撮影】

※ 2022年(令和4年)5月1日(日)、西之表市県道75号線安納、石堂、上之原町の道沿いで取材した、春を過ぎるころ枝先に円錐花序を出し小さい白い花を咲かせたネズミモチの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ネズミモチ 春を過ぎるころ枝の先端部に円錐花序を出し小さい白い花を多数咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物

2014.10.4〜