イイギリ科
種子島の各地で見かけるイイギリです。山の谷付近の湿っぽい場所に生えています。落葉樹の高木です。春になると、鮮やかな新緑の中に、花を咲かせてくれます。淡い黄色の花です。新緑の頃、小さい緑の花をつけています。やがて、初夏には、枝垂れるように枝いっぱい花を蜜に咲かせます。
この頃すでに房状の花になっています。周囲には、花粉状の匂いが漂っています。まさに自然の匂いでしょうか。イイギリの開花状態に見ごたえがあります。
開花が終わると、房状の果実を枝いっぱい付けます。写真では、その一部だけを写していますが、木全体を見ると、ものすごい果実の多さに感動します。枝垂れるような緑の果実が素晴らしいです。やがて、晩秋には果実が赤く熟します。
イイギリは落葉樹ですので、冬になると真っ赤な果実が目立ちます。葉の緑と真っ赤な果実の色とが、素晴らしい風情になっていることです。葉の色も一部色づき始めています。
そして、初冬になると、気温の低下とともに、次第に葉が落下していき、赤い果実だけが残ることになります。イイギリの見ごろを迎えます。赤く熟した果実が房状になり、垂れ下がっているのです。果実の大きさは約1センチくらいです。中にたくさんの種子が入っています。
新緑の頃
イイギリの樹皮
薄黄緑の花を密に咲かせる
蜜につけた緑の果実
赤く熟した果実が素晴らしい
房状の赤い果実