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樹木の諸データ

【 科名 】
グミ科グミ属の常緑ツル性低木
【 和名・別名・学名 】
蔓茱萸、学名 Elaeagnus glabra
【 撮影日時 】
2012年(平成24年)1月27日(金)/11時23分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市立山野木県道沿い、ほか
【 その他 】
***

生態状況

ツルグミは、海岸付近に生えています。種子島では、少し内陸部でも生えています。一般的に、花期は10〜11月といわれています。写真で確認できると思いますが、「逆枝」という下向きの枝を出しこれで他の樹木に絡み付いていきます。

ツルグミ

冬のころ、すでに花期は終わり、花を咲かせていません。写真のごとく、下向きの枝が出ています。

ツルグミの枝・葉

葉の長さは4〜8センチの長楕円形で、葉の裏は赤褐色の鱗状毛が密生しています。【平成24年1月27日撮影】

ツルグミの花序・葉

冬のころのツルグミです。ガク片の外側に、赤褐色の鱗片が密生し、花柄の長さは3〜7ミリです。

道沿いのツルグミ

海岸付近の道沿いの傾斜地では、湾曲して生えています。枝に鋭いトゲがあるので、近づく場合は要注意です。

2014.10.11〜