マツブサ科
サネカズラは、常緑つる性木本で、種子島でも雑木林に自生しています。つる性の植物ですので、ほかの樹木に絡みついて伸びていきます。
一面サネカズラが、他の木に絡みつき覆いかぶさっているのです。この時期になると、果実の大きいものはあまり見かけません。
また、寒い時期なので、葉も茶色に変色しています。
ほかの樹木に絡みついたサネカズラ
サネカズラは、別名ビナンカズラ(美男蔓)とも呼ばれています。昔、皮を剥いでつぶして水を加えると ネバネバした液体になり、これを髪につけて整髪料としたそうです。これが別名ビナンカズラ(美男葛)の由来になっています。
サネカズラは、夏に花を咲かせ、晩秋にかけて果実が赤く熟してきます。写真でも確認できると思います。このときが、サネカズラの見ごろを迎えます。
そして、冬にかけて、果実が更に熟すと黒くなります。写真のものは、ダム付近で写したものです。
あっぽうらんど付近のサネカズラ
サネカズラの赤く熟した果実は、車窓からも確認できます。赤い果実が団子状に大きくなっています。
写真では、一部果実が黒く熟しているのも確認できます。サネカズラの赤い果実見ごたえがあります。
サネカズラの熟した果実
秋を過ぎると、サネカズラの雌花は、粒々がたくさん集まって球形をなした特徴的な実を付け、果実は熟すと光沢のある赤色になります。
写真では、赤く熟した状態の果実です。また、サネカズラの葉は、やや肉厚で先のとがっただ円形になっており、縁にごくゆるいギザギザ状になっています。
サネカズラの赤い実