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樹木の諸データ

【 科名 】
フジウツギ科フジウツギ属の落葉低木
【 和名・別名・学名 】
裏白藤空木、学名 Buddleja curviflora f. venenifera
【 撮影日時 】
2009年(平成21年)7月5日(日)/11時26分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市現和浅川道沿い、ほか
【 その他 】
名前の由来は、藤の花に似ていることから付けられています。

生態状況

ウラジロフジウツギは、林道や畑の土手付近、また、海岸付近でもよく見かける樹木です。日当たりの程よい場所に生えています。小さい花びらがたくさん集合して全体を形成しています。花びらは4枚、薄紫色で鮮やかな印象を受けます。樹高は、1.5メートル前後の低木です。土手付近では枝垂れるように花を咲かせています。

花を咲かせたウラジロフジウツギ

ウラジロフジウツギの花期は、7〜10月といわれています。枝先の先端部に総状花序を出し、密に花をつけそれが円錐状に見えるのが特徴です。

ウラジロフジウツギの花

通常、海岸付近で多く見られます。しかし、内陸部でも生えています。【平成20年6月8日撮影】

ウラジロフジウツギの花

全体的に有毒植物なので、取り扱いには十分気をつけてください。

ウラジロフジウツギの花

葉は披針形から楕円形で、枝に対生します。先端部では、葉腋から総状花序を出して、花を密に咲かせます。

※ 2020年(令和2年)8月13・15日(木・土)、西之表市住吉能野、現和浅川の道沿いで、枝先に総状花序をつけ、円錐状に蜜に花を咲かせたウラジロフジウツギの開花風景を紹介しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

ウラジロフジウツギ 夏のころ枝先の先端部に総状花序をつけ花を密に咲かせた開花風景〜種子島の自然

2014.9.13〜