樹木の諸データ
- 【 科名 】
- ヤマモモ科ヤマモモ属の常緑高木
- 【 和名・別名・学名 】
- 山桃、学名 Morella rubra
- 【 撮影日時 】
- 2009年(平成21年)5月31日(日)/11時29分
- 【 撮影場所 】
- 鹿児島県西之表市立山道沿い、ほか
- 【 その他 】
- 南種子町の指定木となっています。
生態状況
ヤマモモの原産地は、日本、中国、台湾、朝鮮半島南部、フィリピンなどといわれています。種子島では、通常、海岸近くの雑木林で多く自生しています。花期は、3〜4月です。種子島は暖地なので、これより早めに開花します。
初夏のころ、果実が次第に赤紫色に熟してきます。濃い赤色になるば食べると美味です。しかし、中に大きな種子があります。
早春には、枝の先端部の葉腋から穂状花序を出して花を咲かせます。オレンジ色から赤色に染まっています。【平成24年2月26日撮影】
葉は、側披針形で光沢があります。早春のころ花を咲かせますが、真っ赤になっている花もあります。【平成24年2月26日撮影】
4月のころの果実です。まだ薄い緑色で、ほとんど熟していません。【平成22年4月30日撮影】