スダジイ

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ブナ科

スダジイは、雑木林を形成している代表的な樹木です。山の神や祖霊そして勧請した神の依代として、また、大木や老木は御神体として、昔から大切に扱われています。

したがって、神社などで大木を見ることが多いのは、その理由によります。そして、玉串に使うサカキの代用として神事には欠かせません。よって、スダジイには、魔除け、悪魔祓いの効果があるのです。初春に新芽を出す頃、神秘的な雰囲気を楽しむことができます。2〜4月になると、スダジイの新芽を楽しめます。

真冬になると、スダジイの面白い光景を見ることができます。写真で分かるとおり、同じ幹なのに葉が黄色く変色しているのです。今回、初めてこのような光景に気づきました。写真二枚目は、別のスダジイを写したものです。左右同じ幹のものです。左は、黄色く色づいた葉、右は通常の葉です。

葉の色が、両方楽しめるなんて・・・。さすが、神の依代の樹木ですね。

春になると、いっせいに黄色の花を咲かせます。緑の中に黄色はすごく目立ち、遠くからでも確認できます。やがて秋には果実を付けますが、果実は炒って食べるとなかなか美味しいのです。

ところで、スダジイの特徴は、葉の裏が灰褐色になっていることです。そして、スダジイには、ヤッコソウが寄生することもあります。西之表市では、浦田湾の北側で、中種子町では、権現山の熊野神社境内付近で、南種子町では、大塚山の頂上付近で観察できます。

スダジイの樹皮は、がさがさしており、滑らかさはなく、シダ類が寄生することが多くなってきます。また、幹が大きくなるにしたがい、中空になることが多いのです。

道路沿いでも、少し雑木林に中に入ると、スダジイの老木を見ることが出来ます。雑木林で多数自生していますが、木炭にはまったく適していません。そのため種子島では、チップ材として切り出されます。

黄色く染まった葉

黄色く染まった葉

黄色と緑色の葉

黄色と緑色の葉

スダジイの新芽

スダジイの新芽

早春の頃の若葉

早春の頃の若葉

スダジイの花

スダジイの花

スダジイの老木

スダジイの老木

《 撮影データ 》
【撮影場所】
@〜A鹿児島県西之表市立山市道沿い、B西之表市住吉広域農道沿い、C西之表市古田番屋峯市道沿い、D南種子町西之小田県道沿い、E中種子町納官春田農道沿い
【撮影日時】
@〜A2012年1月23日(月)/14時21分〜24分、B2012年3月4日(日)/9時37分、C2011年3月19日/11時34分、D2010年4月3日/12時06分、E2010年4月3日/15時02分
【写真情報】
@54.4KB、A57.6KB、B32.8KB、C34.2KB、D44.1KB、E43.9KB/Nikon D300