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樹木の諸データ

【 科名 】
マメ科コマツナギ属中国原産の落葉低木
【 和名・別名・学名 】
唐駒繋ぎ、Indigofera bungeana
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)8月11日(木)/9時55分〜10時17分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市上西市道国上線沿い
【 その他 】
中国原産の茎は小さいが、馬をつないでも大丈夫ということで、たいへん茎が丈夫なことでいう。

生態状況

種子島の各地の道沿いで、トウコマツナギが群生して咲き乱れてきました。初夏から夏にかけて花を咲かせてくれます。
中国原産地の落葉小低木で、新たに道路整備した場所の緑化目的で中国などから導入されています。
花びらは小さいのですが、密になっており、紫色が大変素敵です。場所によって、早咲きや遅咲きもあります。種子島でも法面で多く見かけます。

トウコマツナギ

トウコマツナギは、日当たりが良くて、やや乾燥した場所に大群生します。種子島では、道路改善工事のあとによく見かけます。

トウコマツナギの枝・花の画像

花は、大変小さいのですが、蜜につけます。花序の長さは、約10センチです。【平成23年8月13日撮影】

トウコマツナギの枝・花の画像

小葉は楕円形で、7〜13個つけています。自然界では、奇数枚が多いです。

トウコマツナギの花・総状花序の画像

種子島は暖地なので、場所によっては、5月にはすでに開花しているトウコマツナギもあります。道路改善工事のあと、付近一帯に群生してきたものです。【平成23年8月13日撮影】

トウコマツナギの群生した画像

高さは、80センチを超えるものも見かけます。茎からよく分岐して枝を出し、葉腋から花序柄を出して紅紫色の花を多数つけます。総状花序の先端部は開花しないです。

※ 2020年(令和2年)8月1日(土)、種子島の西之表市国上西之表線沿いで取材した夏に総状花序を出し淡紅紫色の花を密に咲かせたトウコマツナギの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
トウコマツナギ 夏のころ総状花序を出し淡紅紫色の花を密に咲かせた開花風景〜種子島の自然

2013.12.17〜