クロマツの原産地は、日本、朝鮮半島南部などといわれています。海岸付近に自生する松は、樹高1メートル以下です。周辺は砂地ですので、根が複雑になっています。海岸付近では植物にとって、厳しい環境なのですね。種子島では、このようなクロマツも見ることができます。
晩秋のころ、海岸の波打ち際付近に自生する松です。おそらく、時化たときには、波しぶきも浴びていることもありそうです。
初夏のころの海岸です。長浜海岸に生えているものです。樹高も50〜60センチくらいでしょうか。ほとんど上に伸びきっていません。【平成21年5月29日撮影】
厳しい環境の中、芽も出しています。それが真上を向いていなくて、円弧を描いており、先端部は下向きになっています。【平成21年5月29日撮影】
波打ち際付近の岩場に自生する黒松です。「こんなところにも生えているのか?」と独り言を言いながら写した松です。【平成23年11月19日撮影】
早春には、枝先に新枝を出しその基部に雄花、先端に雌花を咲かせます。【令和4年3月16日撮影】
枝の途中に松かさ(球果)がついています。2年かかって黒く熟します。【令和4年3月16日撮影】
※ 2022年(令和4年)3月16日(水)、中種子町県道583号線砂中の道沿いで取材したクロマツの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【クロマツ 早春のころ枝先に新枝を出し基部に雄花・先端に雌花を咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物】