スイカズラ科
種子島の水田や畑付近の雑木林に生えているハクサンボクです。種子島全域で見られ、初春に白い花を多数咲かせてくれます。二月になると、海岸付近では暖かいのか、開花の準備をしています。また、この時期には、ハクサンボクの赤い果実もまだ残っているのも見かけます。
二月の中旬を過ぎる頃には、枝の先端部を見ると、新芽と開花前のつぼみがたくさん付いています。海岸付近では、春はそこまでやってきています。開花前のハクサンボクは大変美しいです。特に南種子町で、多く見かける樹木です。
ハクサンボクの樹高は、5メートル以下の低木で、幹もそれほど太くはありません。ハクサンボクは、庭木として大変人気があります。花びらをよく見ると、直径は7ミリで5枚ついています。そして縦に3本のシワ或いは筋みたいなものがあります。したがって、花びらが立体的に見えます。また、花の枝は7本で、放射状の6本と垂直に1本です。この集まりが全体の花を形成しています。なお、花びらに近づき匂いを嗅いでみると、少し生臭い匂いがします。
新緑の頃になると、葉は瑞々しい緑色で、かなり光沢もあります。種子島の各地の道沿いで観察できます。ガマズミに比較して、多数生えており、見る機会は多い樹木です。
開花が終わると、やがて、赤い果実をつけていきます。しだいに新緑の葉は、色あせていき、秋には赤みを帯びるようになります。秋から冬にかけて、ハクサンボクの赤い果実を楽しめます。光沢のある緑の葉は、ほとんど変色していません。赤い果実は、ガマズミによく似ています。道沿いですので、車窓から確認できます。
しかし、ハクサンボクの赤い果実は、あまり見かけることがありません。さらに真冬になると、ハクサンボクの冬景色を楽しめます。光沢のある緑の葉が、赤く変色してきます。葉によっては、完全に赤く変化していないものもあり、車窓から見ても実にきれいな状態に気づきます。冬枯れも素敵な雰囲気があります。
赤い果実とつぼみが美しい
花を咲かせる前のつぼみ
純白の花が美しい!
瑞々しい葉
小さい赤い果実
赤い果実
美しい赤い果実
赤く染まった葉