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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科ムラサキムカシヨモギ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
紫昔蓬/別名ヤンバルヒゴタイ、Cyanthillium cinereum
【 撮影日時 】
2008年(平成20年)10月4日(土)/13時02分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市古田、榕城小牧野
【名前の由来】
花の色が紫色で、ムカシヨモギに似ていることで付けられています。

生態状況

ムラサキムカシヨモギは、少し日当たりの悪い湿っぽい場所で見かけます。通常の雑草の中に咲いていることが多いです。花びらは、キツネアザミに良く似た草花です。
花びらに近い葉は、細くなっていますが、地面に近い場所の葉は、大きい葉一つ、小さい葉二つが交互に茎についています。周辺に少し群れを成して自生しています。
大変珍しい草花です。ムラサキムカシヨモギも絶滅危惧植物になっています。種子島の珍しい植物、ムラサキムカシヨモギです。

  • ムラサキムカシヨモギ
    道沿いです〜っと伸びて紫色の花をつけています。しかし、開花時期が過ぎているので、綿帽子になっています。【令和3年11月26日撮影】
  • ムラサキムカシヨモギの開花状況
    茎の先で枝分かれして、その先端の開花状況です。頭花は、小さな散房花序で多数の花がついています。
  • ムラサキムカシヨモギの花
    紫色から次第に、白く変色してきます。ムラサキムカシヨモギの花期は、10〜11月です。暖地の種子島では場所によって、9月には開花しているものもあります。【令和3年11月26日撮影】
  • ムラサキムカシヨモギ綿毛・花
    開花が終わると、白い綿毛に覆われてきます。【令和3年11月26日撮影】
  • ムラサキムカシヨモギの葉・茎
    ムラサキムカシヨモギの若葉です。周辺は、払われていましたので、これから伸びようとしている状況です。葉は、卵形で、縁には鋸歯があります。先はやや尖っています。【令和3年11月26日撮影】

2022年(令和4年)10月28日(金)、西之表市榕城線沿いで取材した、晩秋のころ茎の上部で枝分かれした散房状に紫色の頭花をつけ花を咲かせたムラサキムカシヨモギの開花風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーション案内で紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ムラサキムカシヨモギ 晩秋のころ茎の上部で枝分かれしたその先に散房状に紫色の頭花をつけ花を咲かせた開花風景令和4年 AIボイスナレーション案内〜種子島の四季折々の草花

2013.12.18〜