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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科アキノノゲシ属の1〜2年草
【 和名・別名・学名 】
秋の野罌粟、Lactuca indica
【 撮影日時 】
2011年(平成23年)10月1日(土)/10時44分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市住吉能野農道沿い
【名前の由来】
秋に咲くノゲシに由来します。

生態状況

アキノノゲシは、道路沿いで通常に見かける1〜2年草です。
日本には、古代農耕(稲作栽培)栽培とともに渡来したといわれ、史前帰化植物の一つとされています。
花びらは、直径2センチ前後、薄い黄色で多数つけています。普通の雑草も近くで見ると大変きれいなものです。
花を求めて、ミツバチが蜜を吸っていることもあります。

  • アキノノゲシ
    普通に日当たりのよい野原や荒れ地に生える1〜2年草です。草丈は、高いものでは、1メートルを裕に超えるのもあります。
  • アキノノゲシのそう果の画像
    葉は、互生し先端部に2センチくらいの薄黄色の頭花を多数つけます。
  • アキノノゲシの花・そう果の画像
    開花時期は、8〜11月です。種子島は暖地なので、これより早めに花を咲かせます。
  • アキノノゲシの花・そう果の画像
    昼間は花を咲かせるが、夕方には萎んでしまいます。そう果の長さは約5ミリです。その先は赤褐色です。
  • アキノノゲシの花・そう果の画像
    開花が終わると、白い綿みたいなそう果をつけます。

2022年(令和4年)10月4日(火)、西之表市下石寺線で取材した秋に茎先に円錐花序を出し、淡い黄色の頭花を多数咲かせたアキノノゲシの開花風景を紹介しています。なお、AIボイスナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アキノノゲシ 秋のころ茎の上部に円錐花序を出し淡い黄色の頭花を多数咲かせた開花風景令和4年 AIボイスナレーションで案内〜種子島の植物

2013.12.15〜