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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ユリズイセン科ユリズイセン属の多年草
【 和名・別名・学名 】
百合水仙、Alstroemeria psittacina Lehm
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)6月21日(日)/8時41〜44分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市城上之原線道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

ユリズイセンは、キツネノカミソリという花によく似ています。花びらの内側にたくさんの斑点があります。開花すると、蝶が寄り蜜を吸っていることもあります。
花は、赤黒いので落ち着いた雰囲気があります。どちらかというと、日当たりが悪く地面がやや湿った場所に生える多年草です。
種子島では、海岸に近い場所で、たくさん見かける草花ですが、内陸部でも生えています。

  • ユリズイセン
    ユリズイセンの原産地は、ブラジル北部といわれ、観賞用に世界で広く栽培されているものです。種子島では湿った場所で野生化したものが多く見られます。
  • ユリズイセン花序・葉・茎
    花期は、5〜7月で、高さは、30センチ〜約1メートルです。
  • ユリズイセン花序・葉
    茎の先端部で花柄が分岐して、その先には花序をつけます。花被片は6個、雄しべも6個あります。ひとつの茎に9個前後付けています。花の長さは、5〜7センチくらいです。
  • ユリズイセン群生
    通常、群生というよりはグループで生えています。しかし、湿った場所ならどこでも見られるというものでもありません。
  • ユリズイセン花序・葉・茎
    茎葉は葉柄がねじれているので、不思議なことに裏面が表を向くことが多いです。写真では少し分かりづらいです。

2021年(令和3年)5月23・28日(日・金)、西之表市安城大川田橋線、現和屋仁吾線で取材した、茎の先端部で花柄を出し花序をつけ花を咲かせたユリズイセン科ユリズイセン属の多年草野生化したユリズイセンの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ユリズイセン 梅雨時期に茎の先端に花柄を出し花序をつけ花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2020年(令和2年)6月15・17日(月・水)、西之表市現和下之町、上西池之久保、住吉上能野、古田中之町の道沿いで取材した、茎の先端部で花柄を出し花序をつけたユリ科ユリズイセンの開花風景を紹介しています。なお、字幕で、ユリズイセンの解説などを流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ユリズイセン 茎の先端部で花柄を出し花序をつけた開花風景〜種子島の自然

2013.12.21〜