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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キク科カッコウアザミ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
紫夏告薊、Ageratum houstonianum Mill
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)6月5日(日)/9時28分〜9時36分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町宝来道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

通常、道端のやや湿っぽい場所に生えている多年草です。ムラサキカッコウアザミの原産地は南米といわれています。
したがって、寒さに大変弱い草花です。写真でも分かるとおり、花は薄紫色で細く束になっており、草丈は30〜50センチくらいです。
初夏には、何と不思議なことに、アサギマダラが蜜を吸っているのです。

  • ムラサキカッコウアザミ
    ムラサキカッコウアザミの花期は、6〜11月です。観賞用に導入されたものが野生化した帰化植物です。場所によっては、大きな群れをなすことがあります。
  • ムラサキカッコウアザミ葉・茎・頭花
    葉や茎には、白色の長い軟毛が生えています。上部の葉は、くさび形で互生し、鋸歯があります。
  • ムラサキカッコウアザミ頭花
    頭花は、直径6ミリ前後です。中心部は、薄紅色です。
  • ムラサキカッコウアザミ頭花・アサギマダラ
    初夏には、北上ルートのアサギマダラが蜜を吸うために寄っていることもあります。種子島は中継点として重要な役割を持っています。【平成21年5月4日撮影】
  • ムラサキカッコウアザミ茎・葉・頭花
    葉は下部では対生し、上部では互生しており、葉の付き方が違います。中ほどの葉は、長さ2〜6センチで鋸歯があり、卵形〜円形です。
2013.12.18〜