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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ショウガ科ハナミョウガ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
青野熊竹蘭、Alpinia intermedia
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)6月21日(日)/9時02〜15分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市下西鞍勇市道沿い、中種子町牧川道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

ヤブミョウガに似ていますが、花びらの下の茎が短いので区別がつきます。白い花びらにピンク色の線があり鮮やかです。
日当たりが悪く、湿っぽい杉林のなかで、群生していることが多い草花です。今がちょうど見ごろでしょうか。
山間部の道沿いで、車窓からも十分確認できます。
なお、アオノクマタケランは、お盆用のマキを包む葉に利用されています。その作り方は、ここで紹介しています。
お盆のマキの作り方・食べ方

  • アオノクマタケラン
    通常、里山の雑木林の縁、杉林の縁及び中、道沿いで多く見かけます。株を作るかのように群生していることもあります。
  • アオノクマタケラン総状花序
    茎の先端部に総状花序をつけ、花を多数咲かせます。種子島では、海に囲まれているので、内陸部でも確認できます。
  • アオノクマタケラン赤い果実
    開花が終わり、秋を過ぎると、果実が次第に熟してきます。果実が熟し赤く変色し始めると、野鳥の餌にもなったりします。初冬の山間部の道沿いで赤い果実をよく目にします。
    【平成23年12月4日撮影】
  • アオノクマタケラン群生・葉・総状花序
    日当たりのよい雑木林の縁付近で群生していることもあります。日当たりが良いせいか、葉や茎が黄色くなっています。
  • アオノクマタケラン群生・葉・総状花序
    杉林で多く見かけます。葉は、光沢があります。花序は、枝垂れることはありません。杉の根元付近で株を作りながら通常。群生しています。

2021年(令和3年)11月3・4日(水・木)、西之表市古田住吉線、深川十三番線、古田能野線で取材した、晩秋のころ花序の実が赤く熟したショウガ科ハナミョウガ属の多年草アオノクマタケランの果実風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アオノクマタケラン 晩秋のころ花序の実が赤く熟した果実風景令和3年〜種子島の自然

2021年(令和3年)5月28・29日(金・土)、西之表市現和庄司浦川氏線、現和平園線、古田県道76号線平松で取材した、梅雨時期に円錐状の総状花序を出し白い花を咲かせたショウガ科ハナミョウガ属の多年草アオノクマタケランの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アオノクマタケラン 梅雨時期に茎の先端に総状花序を出し白い花を咲かせた開花風景〜種子島の自然

2020年(令和2年)6月9・10日(火・水)、西之表市現和田之脇、安城平園、古田村之町、下西川迎、鞍勇の雑木林の縁付近で、梅雨時期に円錐状の花序を出したショウガ科ハナミョウガ属アオノクマタケランの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アオノクマタケラン 梅雨時期に円錐状の花序を伸ばした開花風景〜種子島の自然

2019年(令和元年)12月17日(火)、西之表市現和の雑木林の縁付近で、晩秋から冬にかけてアオノクマタケランの果実が赤く熟した風景を紹介しています。この動画の中には、アオノクマタケランの花序の果実が熟した様子、自生している風景状況、群生状況などを収録しています。なお、字幕で、植物の解説などを流しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アオノクマタケラン 種子島の里山で晩秋から冬にかけて赤く熟す

2013年(平成25年)6月23(日)、西之表市岳之田、鞍勇、中種子町増田で、夏にかけて花を咲かせたアオノクマタケランを撮影したものです。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
種子島の里野道で夏にかけて咲く花アオノクマタケラン 青野熊竹蘭 Alpinia intermedia

2013.12.15〜