1. ふるさと種子島>
  2. 四季折々の草花>
  3. 6月の草花>
  4. ネジバナ

草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ラン科ネジバナ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
捩花/別名モジズリ、Spiranthes sinensis var. amoena
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)6月21日(日)/10時01〜09分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町増田二十番県道沿い、中種子町油久道沿い
【名前の由来】
らせん状にねじれて咲いているので、名前が付けられています。

生態状況

ネジバナは夏に咲く草花です。花が大変小さく横向きに、そしてらせん状に咲いています。薄紅色でかわいい花です。
一般的に畑の土手や道路沿いでよく見かけます。日当たりがいい場所に生えており、群生ではなく、まばらに咲いています。感心によくねじれているのが分かります。見れば見るほど不思議な草花です。

  • ネジバナ
    ネジバナは、日当たりのよい道端で普通に見かけます。場所によっては、広範囲に生えていることもあります。通常は、まばらに見る程度です。
  • ネジバナ花
    先端部のらせん状です。見事なまでに編んだようによじれているのが確認できます。不思議ですね。
  • ネジバナ小さな花弁
    花序は、5〜15センチのらせん状で、薄いピンク色の小さな花弁をつけます。それにチガヤの葉の先端部が貫通しているのです。珍しい光景ですよ。
  • ネジバナ
    ネジバナは、日本全土に分布し、花期は、5〜8月です。通常、道路改善工事のあとの草地で見られます。【平成21年6月14日撮影】
  • ネジバナ
    ほかの野草とともに生えていることが多いです。場所によっては群生していることもあります。

2023年(令和5年)6月16(金)、西之表市安納天女ヶ倉の野原で取材した茎に小さい淡紅色の花をらせん状にねじれた花序をつけ花を咲かせたネジバナの不思議な開花状況を癒しのBGMを背景に紹介しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ネジバナ 茎に淡紅色の小さい花をらせん状にねじれた花序をつけ花を咲かせた不思議な開花風景令和5年 Aiナレーション案内〜種子島の植物

2013.12.19〜