樹木の諸データ
- 【 科名 】
- ミカン科イヌザンショウ属の落葉低木
- 【 和名・別名・学名 】
- 犬山椒、学名 Fagara schinifolium
- 【 撮影日時 】
- 2012年(平成24年)1月3日(火)/12時43分
- 【 撮影場所 】
- 鹿児島県西之表市古田二本松鹿之峯道沿い、ほか
- 【 その他 】
- 名前の由来は、サンショウよりは、香りが劣ることで付けられています。
- 【 二次元コード 】
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生態状況
里山の道沿いに、ごく普通に生えています。車窓からも十分確認できます。葉を取り臭いをかいでみると独特の香りが漂ってきます。
真冬になると道沿いで、木全体が鮮やかに黄色く色づき、先端部は、紫色になっています。このころ果実はほとんど落下しています。
秋のころです。樹高は、ほとんど3メートル未満です。道路沿いの斜面に生えていることが多いです。【平成20年10月4日撮影】
幹に互生して葉柄を出し、小葉は、対生して付きます。そして、先端部に1つ付けるので、小葉の数は、必ず奇数枚になります。写真では、成長すると19枚です。【平成20年10月4日撮影】
冬の頃の幹、枝です。サンショウとの違いは、枝および幹に鋭いトゲがありますが、トゲが対にあればサンショウ、互生しているとイヌザンショウです。
夏に花を咲かせていましたが、秋になると、次第に果実が熟してきます。小さい果実ですが、表面は光沢があります。まだ、この頃までは青い果実です。【平成22年10月9日撮影】
秋に青い果実をつけていましたが、気温の低下とともに、果実が黒く熟してきます。よく見ると、青い果実は残っていません。【平成22年11月23日撮影】