ハマ(破魔)

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駒を転がして吉凶占う

お供え物
【撮影場所】
鹿児島県西之表市現和西俣
【撮影日時】
2008年1月13日/9時38分〜10時40分
【写真情報】
サイズ[42.9〜50.4KB]、カメラ[OLYMPUS E-510]
【行事場所】
西之表市現和西俣地域
【行事時期】
毎年一月十五日前後、午前十時より
【アクセス方法】
西之表市街地から県道75号線、広域農道を経由すること約10分で、西俣公民館に着きます。

【行事の説明】

西俣地域に伝承されている「ハマ行事」です。毎年一月十五日前後に、午前十時から西俣神社隣の小さなハマ神社で、各関係者のみにより行われています。

ところで、ハマ行事は「ハマ祈祷」、「町祈祷」とも呼ばれ、種子島の各地域で行われています。地域によっては、「先祖祈祷」とも呼んでいます。悪魔を退治し、地域の繁栄、安泰、無病息災などを祈る行事です。現和西俣では、弓、矢、駒の三つで今年の吉凶を占っていきます。十時になると神主により神事が行われます。関係役員は、神社前に正座していますが、そのほかの関係者はその後方にいます。神主の祈祷、関係者の玉ぐし奉納などを行い神事が進行していきます。写真一枚目は、お供え物です。玉ぐし、お神酒、旬の野菜、旬の魚、餅、塩、そして、弓矢、駒などです。

神事が終わると、いよいよ今年の吉凶占いが始まります。神社に向って左が矢、右が弓で、弓から駒を転がしていきます。駒は約10センチです。駒を転がす回数は三回です。ちゃんと受け止めた場合は、吉で豊作です。外してしまった場合は、凶、或いは判断不能です。今年は受け止めがはっきりしなかったため、どうなるか分からないという結果でした。

吉凶占いが終わると、隣の氏神で宴会が行われていきます。そして、最後に「めでた節」を全員で合唱し、ハマ行事がすべて終了です。なお、地域の境界などに竹に札を差して立てます。

玉ぐしの奉奠 写真は、玉ぐしの奉奠です。地域関係者により玉ぐしを奉納していきます。これが終わると、神事も無事終了します。
通りハマ 手前が矢で先が弓です。弓から「年頭の通りハマ、ハマ」という掛け声を出して、駒を転がしていき、手前の矢で駒を受け止めていきます。
今度は矢が駒を持ち、「年頭の帰りハマ、ハマ」という掛け声を出しながら、駒を転がしていき、弓が受け止めていきます。これをくり返し吉凶を占っていきます。三回行うとハマ行事が終わりです。その後宴会が行われます。
ナオライ 吉凶占いが終わると、西俣神社のなかでナオライが行われていきます。地区関係者が集まり、今年の吉凶や地域の安全、安泰、豊年などを語らいます。
魔除けの立て札 西俣地域の境界付近や入口付近に、魔除けの札を付けた竹を立てていきます。札には、「八幡彦大神」、「八幡姫大神」とか書いています。立て札のある場所は、西俣橋の袂にあります。