清左口説(せいざくどき)

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ダイナミックな踊りの中にも艶やかさもある

清左口説〜本踊り
【撮影場所】
鹿児島県西之表市現和風本神社
【撮影日時】
2007年10月27日/11時11分〜13時45分
【写真情報】
サイズ[39.7〜56.8KB]、カメラ[OLYMPUS E-510]
【奉納場所】
西之表市現和風本(かざもと)神社
【奉納時期】
毎年十月最終土曜日
【アクセス方法】
西之表市街地から県道75号線を通り、JA西之表農協澱粉工場前の三叉路を現和田之脇に向かって進むと、田之脇漁港に突き当たるので、T字路を右に行くと風本橋が架かっています。橋の手前右手に風本神社があります。約20分でこの地に着くことができます。

【踊りの説明】

現和西俣地域に伝承されている郷土芸能のヤートセー〜清左口説です。西之表市の現和地区は、種子島で一番郷土芸能が多い地域です。たいへん貴重な郷土芸能が伝承されています。一般的にヤートセーなどは口説踊りといわれています。

男性踊り子の服装は、黒地の衣装姿で手ぬぐいのハチマキをして、色鮮やかなたすきがけ、そして黒の足袋を履いて太鼓や鉦を持っています。一方女性の踊り子は、頭にハチマキ、そして鮮やかな色のたすきがけの衣装姿で艶やかさがひときわ目立っています。

ヤートセーは出端、本踊りと崩し、引端から構成されています。入場はハナ引きの歌にあわせ、前方から太鼓、鉦の囃子にあわせゆっくり入場し、次第に二重円の隊列になっていきます。踊りは反時計方向に前進していき、「ヤートセー」の歌詞が随所に出てきて盛り上がっていきます。写真一枚目は本踊りの様子です。

踊りに派手さはありませんが、静かで優雅な手踊りです。女性も混在しているので、色気のある手踊りを楽しませてくれます。特に種子島のヤートセーの中でも踊りが大きく大変素晴らしい手踊りです。簡単なようで、微妙な手回しが必要な踊りです。手の裁きも大きく分かりやすいのが特徴です。

ダイナミックな踊りの中にも艶やかさも失われていません。哀愁も感じられ、その優雅さがいつまでも印象に残っています。素晴らしいヤートセーを一度ご覧になってはどうでしょうか。

清左口説〜崩し・引端 写真は、ヤートセーの崩し部分の踊りです。センスを持っての踊りで前進を一時止め、外側を向き軽く両膝を曲げているところで、崩しの踊りで哀愁に満ち溢れた瞬間です。これを外側、内側繰り返していき、次第に先頭の踊り子から退場して踊りが終了です。崩しの部分では、「やーやーみごと、やらみごと」の歌詞が随所に出てきます。
清左口説〜神殿にて 午前11時から神社境内で祭典が行われ、清左口説が奉納されました。関係者だけの出席ですので、一般に公開されていません。鳴り物が四人、踊り子が六人の十名での奉納踊りです。写真は、「ヤートセー」の 歌詞が出たときに、内側を向き、左手を垂直に曲げ、そのとき右手を水平に左ひじに添える手前の瞬間です。ヤートセーのなかで、一番の見所部分です。
清左口説〜神殿にて 神社境内でのヤートセーの崩し部分の踊りです。センスを持っての踊りで、前進を一時止め、外側を向き軽く両膝を曲げているところで、崩しの踊りで哀愁に満ち溢れた瞬間です。これを外側、内側にも繰り返していき、次第に先頭の踊り子から退場して踊りが終了します。