シンテッポウユリは、台湾原産のタカサゴユリと南西諸島に自生するテッポウユリとの交配種で、日本で1951年に作られた園芸品種です。それが野生化して全国に分布しています。日当たりのよい草地や荒地でも育ちやすく、開花が早いのが特徴です。最近、急速に繁殖を広げているものです。
なお、近年では、「タカサゴユリ」、「ホソバテッポウユリ」を含めて「シンテッポウユリ」と呼ぶこともあります。その理由は、紫褐色の筋のないタカサゴユリも存在するということで、線引きが難しいとされています。
2021年(令和3年)7月22・23日(木・金)、西之表市県道76号線曲川、川氏武部線で取材した茎の上部に総状花序をつけ純白のラッパ状の花を咲かせたユリ科ユリ属の多年草交配種帰化植物シンテッポウユリの開花風景を紹介しています。 なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。 【シンテッポウユリ 夏に茎の上部に総状花序をつけ純白のラッパ状の花を咲かせた開花風景〜種子島の自然】