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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
キツネノマゴ科アリモリソウ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
有盛草/別名ツノツクバネ、Codonacanthus pauciflorus
【 撮影日時 】
2017年(平成29年)12月16日(土)/11時27分〜11時46分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市安納川のほとり
【名前の由来】
***

生態状況

安納川のほとりで自生しているアリモリソウです。アリモリソウは亜熱帯植物で、種子島が最北端です。したがって、大変貴重な植物が、この場所に生えているのです。
川のほとりの林の日当たりの悪い場所で咲いています。花の高さは、20センチ前後です。まだ、花びらが開花しておらず、つぼみのままです。写真でも確認できると思います。花びらの直径は、1センチ以下で小さい草花です。全体的に白ですが、花の中心部分は紫色をしています。
とても可愛らしい花です。

  • アリモリソウ
    種子島では、12月上旬ごろから開花します。写真のものは、花を3個咲かせているものです。花枝の下の方から開花します。
  • アリモリソウ
    ほとんど花を3個つけているものが多かったです。中旬ごろが見ごろです。
  • 花アリモリソウ
    アリモリソウの花びら部分を拡大したものです。白の部分と斑点模様の紫色で可愛らしさが感じられます。花はすべて下向きに咲かせています。
  • アリモリソウの群生
    川岸付近で少し群れて咲いていました。花柄は、二つに枝分かれしています。また、葉は緑や黄緑になっており、その模様もきれいです。
  • 川岸ほとりのアリモリソウ
    川へ通じる小道の川岸付近でひそかに咲いているものです。2〜4個の小さな花をつけています。

令和元年12月8日(日)、西之表市内の川沿いに自生しているアリモリソウの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
アリモリソウ 種子島に自生し晩秋から冬にかけて開花

平成24年12月9日(日)、西之表市安納の川沿いで撮影したアリモリソウの動画です。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
種子島の川沿いに咲く花:アリモリソウ

2013.12.17〜