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東京大学大学院教授河口先生によるCGショー

平成20年10月5日西之表市市制施行50周年を迎えて記念式典が西之表市民会館にて盛大に行なわれました。午前9時受付、9時50分オープニング映像の上映があり、懐かしい昔の西之表市の様子が分かりました。10時式典が開始され、長野力西之表市長の式辞、市議会議長の挨拶、続いて森山、野村両国会議員の祝辞、ポルトガル駐日大使参事官の祝辞などありました。そして、関係者の表彰では市民表彰48人、特別功労者表彰2人、少年の主張では、国上小6年中村さんが「ありがとう千広」と題して子牛の生れたことなどを、そして国上中3年森田さんが「愛発見」と題して家族のことを、それぞれ素晴らしい主張をしてくれました。式典最後は、初代西之表市長西村健夫さんの孫にあたる大阪市在住のピアニスト西村油紀江さんを特別に迎えて「西之表市民の歌」などを高らかに合唱して式典も終了しました。

午後からは校区・学校CM大賞コンテストが行なわれ、12校区、小学校11校、中学校6校、高校1校の1分間のCM28本が上映されました。その後、東京大学大学院教授河口先生によるCGショー、そしてCMコンテストの審査発表があり、午後の部も終了しました。夜は7時からピアニスト西村由紀江さんの「ふれあいコンサート」が行なわれ、立ち席も出るほど会場は優雅な音色に包まれ、話術も交え始終和やかな雰囲気の中、無事コンサートも終り50周年記念も終了しました。ところで、コンサートは録音・撮影禁止でしたので、掲載する写真がありません。ご了承ください。

簡単に西之表市の歩みを綴ってみましょう。

明治22年(1889年)〜北種子村
明治41年(1908年)〜北種子村人口 13,646人
大正03年(1914年)〜桜島大爆発により被災した住民が、種子島へ移住始まる
大正12年(1923年)〜北種子村人口 19,017人 戸数 3,937戸
大正15年(1926年)〜西之表町制実施 北種子村から西之表町に改称 人口 19,304人 戸数 3,935戸、熊毛支庁設置
昭和07年(1932年)〜西之表町人口 21,147人
昭和19年(1944年)〜西之表町人口 22,422人
昭和31年(1956年)〜西之表町人口 33,066人
昭和33年(1958年)〜市制特例法により西之表町、市制を施行 初代市長 西村健夫氏就任
昭和38年(1963年)〜第一回種子島鉄砲まつりを開催(鉄砲伝来420周年記念)
平成元年(1989年)〜高速船ジェットフォイル トッピー就航
平成16年(2004年)〜高速船ジェットフォイル ロケット フェリー「プリンセスわかさ」就航

なお、午後から行なわれた河口先生のCGショーにて使用された画像は次のとおりです。
能野里展望所伊勢神社展望所風景鉄浜海岸天女ヶ倉公園展望風景西之表港風景赤坂展望風景
以上6枚でした。
また、夜行なわれたコンサートにてアンコールで歌われたふるさとの歌詞の背景画像は、「景勝ロマンの丘」の画像でした。

なお、「西之表市市制50周年記念」に関することは、西之表市役所行政経営課(0997-22-1111)へお問い合わせてください。

市民会館前 受付で資料配布
市民会館前 受付で資料配布
記念式典は、9時50分からオープニング映像の上映があり、その後式典が開始されました。 ロビーでの受付の様子です。式典のプログラム、西之表市市制50周年記念誌の冊子を配布していました。
写真掲示(西之表豪雨) 西之表市長式辞
写真掲示(西之表豪雨) 西之表市長式辞
ロビーには、懐かしい写真など多数展示していましたが、写真のものは平成13年西之表豪雨の被害の模様です。場所は、高松の旧し尿処理場(現在は緑の回廊のところ)があった地点です。ご覧のように車が陥没した中に落ちたものです。一時間に126ミリという記録的大雨を観測しています。 写真は、長野力西之表市長の式辞です。「美しい自然に恵まれた歴史ある西之表市を皆さんの笑顔でこれから厳しい面はあるが一緒に街づくりを行なっていきたい」などと述べました。森山・野村国会議員、大口・菱刈・堺・長浜姉妹都市関係者、ポルトガル駐日大使参事官、中・南種子町長、その他多数の来賓が招待されていました。
最優秀賞(中学生の部) 特別功労者表彰
最優秀賞(中学生の部) 特別功労者表彰
写真は、市制50周年を記念して「未来の西之表市」と題して小・中学校の児童生徒に応募していました。その図画はまちかどギャラリーとして、各店舗に掲示されています。その中で、中学校の部で最優秀賞になった榕城中2年の荒井さんの作品です。 市制施行50周年を記念して、表彰の様子です。市民表彰48人、特別功労者表彰2人でした。写真は、特別功労者表彰された河口洋一郎先生です。東京大学大学院教授で、CGアーティストとして活躍しています。
シンボルマーク表彰 少年の主張(小学生の部)
シンボルマーク表彰 少年の主張(小学生の部)
写真は、西之表市の新しいシンボルを作成した青森県弘前市の工藤さんです。若くて、ひょうきんな方で、明るい人物でした。なお、津軽じょんがらを少し歌ってくれました。その左は、司会者であるKKBアナウンサー中村朋美さんです。 写真は、少年の主張で、国上小6年中村さんが「ありがとう千広」と題して、大変立派な主張をしてくれました。牛の出産のときの話で、生れた子牛はやや体が弱く、やっと2週間後に立ったことなど、子牛の千広は、千年まで長生きしてもらいたい気持ちで名付けたことなど紹介し、感動を与えてくれました。
記念合唱 校区・学校CM大賞コンテスト審査員
記念合唱 校区・学校CM大賞コンテスト審査員
式典の最後は、市民合唱団、少年少女合唱団による「西之表市民の歌」を、特別ゲストとしてピアニスト西村由紀江さんを伴奏に迎えて高らかに合唱して式典も無事終了でした。写真中央が西村さんです。 写真は、午後から行なわれたCM大賞コンテストの審査員です。審査委員長は河口先生です。1分間のCMを上映したあと、製作者へのインタービューも行なわれました。
河口さんのCGショー CM大賞コンテスト審査発表
河口さんのCGショー CM大賞コンテスト審査発表
CM大賞コンテストの上映後、河口さんのCGショーが行なわれました。最初にアカヒゲの小鳥について話されたあと、貝を題材にしたCGを紹介してくれました。なお、CGの背景画像には「ふるさと種子島」の西之表市の名所・風景の写真6枚が使われました。 写真は、CM大賞コンテストの審査発表です。校区の部は古田校区、学校の部は国上小学校、特別賞は榕城校区が選ばれました。表彰式のあと河口先生の講評などがあり、先生が描いたCGパネル4枚を西之表市に寄贈されました。

※ 55枚の写真をフォトムービーとして作成したものです。フォトムービーの中には、記念式典の模様、シンボルマーク表彰式、少年の主張、記念合唱、CMコンテストなどを収録しています。なお、BGM付きです。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の話題:西之表市市制施行50周年記念式典(フォトムービー)

【撮影場所】
鹿児島県西之表市西之表市民会館
【撮影日時】
2008年10月5日/13時40分〜17時10分
2014.3.1〜