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車いす体験や靴下を履く自助具を作る体験

図書室での地域ジュニア福祉体験教室

地域ジュニア福祉体験教室

平成29年9月20日(水)、西之表市立住吉小学校で、5・6年生を対象にした「地域ジュニア福祉体験教室」が行われました。

社会福祉法人鹿児島県社会福祉協議会介護実習・普及センター濱田実男さんの指導により、実際に子供たちが、坂、段差のあるところ、屋外の道、トイレでの車いす体験を、また、誰もがスムースに履ける靴下のデザイン作りなどを体験しました。

その福祉体験の模様を掲載しています。

図書室で行われた福祉体験教室です。この日、5・6年生13名が参加しました。講師は、濱田実男さんです。ほかに補助員もいます。写真1枚目です。

福祉とは何か、濱田さんによると、分野があまりにも広くて、一言では説明できないといわれ、あえて言葉にするならば、優しい言葉で接することだそうです。子どもたちの前でお話しをしている状況です。写真2枚目です。

福祉とは何かを学ぶ

福祉とは何かを学ぶ

講師による車いす体験

車いす体験

写真3枚目は、玄関での車いす体験です。車いすの扱い方、展開方法、乗る時の注意点車いすを操作するときのヘルパーとしてのことばの掛け方などを教わりました。乗った人には、特にやさしい言葉をかけることが大切だと話していました。

写真4枚目は、トイレでの車いす体験です。狭い場所なので、車いすで利用できない事も体験しました。

トイレでの車いす体験

トイレでの車いす体験

段差のある場所での車いす体験

段差のある場所での車いす体験

写真5枚目は、段差のある場所での車いす体験です。段差に接触した後、前部を持ち上げてヘルパーが押してやります。

写真6枚目は、屋外での車いす体験です。車いすは初めての子供たちです。まっすぐに前に進めることも少々コツがあります。また、斜めになっているとまっすぐなってくれません。砂利道なども体験しました。 

屋外での車いす体験

屋外での車いす体験

自助具体験

自助具体験

写真7枚目は、低学年による自助具の体験です。箸の自助具を使って、大豆や小豆をつまんで取り出すことをやっていました。 

写真8枚目は、シャンプーとリンスの容器をもって、ユニバーサルデザインのことを学習しました。容器は同じでもシャンプーの容器には、凹凸があり、誰もが分かるようになっているという。トイレの表示もユニバーサルデザインです。

ユニバーサルデザインの学習

ユニバーサルデザインの学習

マジックで型をなぞる作業

マジックで型をなぞる作業

写真9枚目は、誰もが簡単に靴下が履ける自助具を作る体験です。型紙の上からパネルをマジックでなぞっている作業です。

写真10枚目は、型取りが済んだらパネルの外側をはさみで切りぬきます。

はさみで切りぬく作業

はさみで切りぬく作業

折り曲げる作業

折り曲げる

写真11枚目は、切り抜きが終わると曲げます。そのあと、布テープの滑り止めを張り付けます。そして、紐を通す穴をあけてひもを結べば完成です。

ユニバーサルデザインで実際に履けるか確認する児童

靴下を履いてみる

写真12枚目は、出来上がった自助具を実際に履けるか確認しました。ちゃんと履けることが分かりました。今回車いすやユニバーサルデザインなどの体験して、子供たちもちょっぴり福祉のことが分かったのではと思います。貴重な体験でした。

地域ジュニア福祉体験教室に関する詳しいことは、西之表市立住吉小学校(0997-23-8302)へお問い合わせてください。

※ 平成29年9月20日(水)、西之表市立住吉小学校で、地域ジュニア福祉体験教室が行われた模様を紹介しています。動画の中には、福祉体験教室の様子、トイレ及び屋外での車いす体験、ユニバーサルデザインに教室及び作り方体験、児童代表あいさつ、参加児童の感想などをダイジェストで収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の学校活動:住吉小学校地域ジュニア福祉体験教室車いす・自助具体験

【撮影場所】
鹿児島県西之表市立住吉小学校
【撮影日時】
2017年9月20日(水)/10時44分〜12時40分
2017.9.21〜