
岬八幡神社の秋季大祭で奉納された田尾公民館の皆さんによるなぎなた踊りです。娘が七人、団七武士が七人、太鼓三人、小鼓二人、鉦二人の合計二十一人で踊りを披露してくれました。
なぎなた踊りは、しゃかとう村の百姓父与太郎の娘が団七武士への敵討ちの様子を踊ったものです。したがって、団七武士と娘の対決する踊りです。まず、女衆の服装は、頭に白くて長いハチマキと色鮮やかな衣装姿のタスキがけ、右手になぎなたを持ち、白の足袋を履いています。先頭の娘の頭はなぎなたというよりは大きなカマの様ななぎなたを持っています。
一方、団七武士は黒のハカマ姿に白いハチマキをして、腰に刀を差し黒の足袋を履いています。太鼓は艶やかな衣装姿、鉦と小鼓は黒の衣装姿です。前方から、娘が一列になり右手になぎなたを持ち、歌にあわせてゆっくりと入場してきます。女衆の入場が終わると、今度は武士が左腰に刀を差し入場してきます。そして、娘の頭と団七武士の頭が口上し合い、それが終わると本踊りが始まっていきます。
なぎなた踊りは、出端、本踊り、引端から構成されています。また、太鼓の数も多いので、敵討ちをハヤシたてるかのようにシーンも盛り上がっていきます。写真一枚目は、口上を言い合います。互いに口上が終わると、本踊りが始まり戦いを始めていきます。本踊りは、隊列は娘、武士、鳴り物の三列になって、前後に移動しながらの踊り、また、女衆、男衆が入れ替わったりもします。やがて、本踊りも後半になると、踊るスピードが次第に早くなり終了します。そして、武士から退場して最後に女衆の退場で踊りは締めくくられます。
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写真は出端で、女衆が一列になり入場している様子です。これが終わると、鳴り物は入場位置まで戻ります。 |
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写真は出端で、武士が入場している様子です。これが終わると娘と武士が互いに口上し合います。 |
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写真はお互いの口上です。娘は父の仇といい、武士は、父同様切り殺すと言い合います。それが終わると対決シーンが始まります。 |