
西之表市榕城洲之崎地域に伝承されている郷土芸能の「どすこい」です。外の地域には余り見当たらない郷土芸能です。当方が知っている限り、島間田尾に伝承されている「相撲取り節」の二つだけです。平成二十年十一月二十三日、西之表市市制50周年記念種子島郷土芸能フェスティバルで公開された「どすこい」です。
種子島に伝承されている郷土芸能は、一般的に男性中心が多いのですが、「どすこい」は女性の角力とりの踊りです。踊り子の服装は、写真のごとく回しを付け、背中には「さかきのゴヘイ」を差しています。
「どすこい」は出端、引端はなく、本踊りから構成されています。隊列は一重円で時計方向に進行しながら踊っていきます。また、本踊りは三組に分かれており、二組までは角力節ですが、三組目は「はんや節」になっており、テンポが少し速くなってきます。女性本来のやさしさもありますが、強さも感じさせます。
写真一枚目は、一組目の本踊りの様子です。鮮やかな衣装姿に身を包み、男勝りな勇壮な踊りを見せてくれます。大正元年に、病魔撃退のお払いとして、現在の八坂神社で奉納されたといいます。踊りに派手さはありませんが、勇壮な中にも哀愁ある手踊りを十分間楽しませてくれました。
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写真は、二組目の本踊りの様子です。踊る調子は、ほとんど一組目と変わりません。男勝りな様子が伺えますね。 |
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写真は、三組目の本踊りの様子です。はんや節に合わせてテンポの早い踊りを見せてくれます。円形の隊列は変わりません。 |