
虚無僧踊りは、現和上之町部落に伝承されている郷土芸能です。明治二十三年、鹿児島市中山町に伝承されていたものを種子田氏から教わったと言われています。虚無僧踊りは、入場、棒突き、本踊り、退場の四つの部分から構成されています。六人一組の三組十八人での披露です。
虚無僧は、白地に腰に黒い帯をして、日の丸のセンスと六十センチくらいの棒を持っています。一方棒の踊り子は、黒地に頭にハチマキをして色鮮やかなたすきがけ、腰に黄色い帯をしています。入場は右から三列でハナ引きの歌にあわせて、棒の踊り子は棒を担ぎ、虚無僧は右手でセンスを仰ぎ、左手で小棒を持ち縦笛を吹いているかのようにゆっくり入場してきます。
踊りも巧みに棒と虚無僧との駆け引きが大変見る人を楽しませてくれます。普通の棒踊りと似てはいますが、独特の雰囲気があり、虚無僧スタイルはここでしか見ることができません。味わい深く哀愁に満ち溢れています。踊りは二回繰り返され退場していきます。勇ましく、時には優雅な踊りに感動します。
写真一枚目は、虚無僧踊りの本踊りです。左右の棒を虚無僧の踊り子の頭上で払っているところです。
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写真は、虚無僧踊りの入場です。虚無僧は、右手で扇子を持ち、左手には縦笛を持ち、そして、左腰に小棒を差し、センスを仰ぎ、縦笛を吹いているかのような仕草で入場します。 一方、左右の棒は、右肩に六尺の棒を担ぎ、勇ましく前後に体を振りながら堂々と入場します。 |
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写真は、虚無僧踊りの棒突きです。左右に体を振りながら、定位置での踊りです。左右に体を振ったときに、棒の先端部を見るかのように踊るのです。棒突きは、短い踊りです。 |
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写真は、虚無僧踊りの本踊りです。二回目の本踊りが始まった直後のものです。真ん中の虚無僧は、右手にセンスを持っていますが、このあとセンスを投げ捨て、腰に差していた小棒に持ち替えていきます。 |
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写真は、虚無僧踊りの棒突きが終了し、本踊りが始まろうとするところです。 |
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写真は、虚無僧踊りの退場です。本踊りを二回繰り返すと、虚無僧踊りも終了します。 |
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写真は、虚無僧踊りの歌です。入場、本踊り、退場まで歌を歌っていきます。 |

