介抱之家

米国商船カシミア号遭難に関する碑

介抱之家
【撮影場所】
鹿児島県西之表市伊関浜脇漁港付近
【撮影日時】
2006年10月7日/10時45分

 明治十八年に米国商船カシミア号が遭難したとき、西之表市伊関の海岸に乗組員が漂着しています。漂着した乗組員を手厚く介抱した家の入口に記念碑が建てられています。碑文には次のように刻まれています。

 カシミア号
遭難漂着5名
介抱之家
当時の鎌倉平兵衛氏宅

      碑文
明治18年9月20日夜半古田貞吉氏
によって救助された5名に対し 地
域住民は ここ鎌倉平兵衛氏宅にお
いて衣食をもち寄って与える等手厚
い看護の限りを尽くした。この博愛溢
れる先人の遺徳を偲び建立する。
      昭和56年9月20日
            伊関校区民一同

 碑文は以上です。内容については、省略させていただきました。なお、読み違いがあるかもしれません。

※ 2020年(令和2年)1月21日(火)に撮影した西之表市伊関浜脇漁港近く鎌倉宅入口に建立されている米国商船カシミア号遭難者救助に関する記念碑「介抱之家」の碑を紹介しています。この動画の中には、県道581号線浜脇漁港入口付近、記念碑の前通り、記念碑付近、介抱之家の碑文及びその周辺の風景などを収録しています。なお、碑文は字幕で本文を流しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

介抱之家 西之表市伊関浜脇鎌倉宅入口に建立 - 種子島の記念碑

2014.3.1〜