平成29年3月28日(火)、中種子町長浜海岸に大変珍しいシワハイルカが10頭を超える砂浜に打ちあがりました。
多くのイルカが打ちあがるのは、国内でも初めての出来事となりました。
そのシワハイルカの打ちあがった模様を写真と動画で掲載しています。
なお、シワハイルカに関する詳しいことは、中種子町役場(0997-27-1111)までお問い合わせてください。
こちらは、比較的元気があるようなシワハイルカで、海に戻すことを試みしているところです。いったん陸上に打ちあがってしまうと、急速に体力が落ちてしまい、回復は難しいようです。
長浜海岸です。長さは約12キロの砂浜で、遠浅の海岸です。
今回打ちあがったシワハイルカです。体長は、2〜2.5メートルです。
こちらは、原之里海岸と平鍋海岸の中間点です。2頭打ちあがっていました。すでに死んでいました。役場職員によって、軽トラックに積み込まれました。
シワハイルカは、熱帯から温帯の暖海域に生息し、日本では沖縄周辺で多く確認されているものです。
今回、種子島で10頭を超えるシワハイルカが打ちあがったのは、国内でも初めての出来事とされています。
こちらは、原之里海岸に、28日打ちあがったシワハイルカで、まだ、呼吸しているものです。関係者によると、回復は見込めないと話していました。
写真は、比較的元気があるシワハイルカです。しかし、胴体に大きな皮がはげた傷がありました。そして、海に戻すことにしたものです。
写真は、海に戻す試みを行いましたが、やはり、呼吸困難で海水を飲み込んで死んでしまいました。いわゆるショック死というものです。
写真は、海に戻せなかったイルカを軽トラックに積み込んでいる作業です。
このあと、産業廃棄物処分場まで運び、解体して打ちあがった原因などを詳しく調査することになっています。
※ 2017年(平成29年)3月29日(水)、種子島の中種子町長浜海岸に大変珍しいシワハイルカが打ちあがった模様を紹介しています。この動画の中には、海岸に打ちあがったシワハイルカ、打ちあがった生きているシワハイルカ、軽トラックに積み込む作業、海に戻す作業、帖佐関係者のコメントなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。