令和7年10月3日(火)、南種子町上中交差点を、GPS衛星みちびき5号機のフェアリングを積載した大型トレーラー午後11時過ぎごろ通過しました。
この日の午前中、島間港に接岸した貨物船から午前中陸揚げされたフェアリング器材は、22時に先導車両が島間港を出発して、国道58号線を上り、そして、上中交差点を通過して、県道586号線を下り種子島宇宙センターまで輸送されました。
島間港、上中交差点での器材輸送通過の模様を写真と動画で掲載しています。
3日、21時31分ごろの島間港です。器材を積載した大型トレーラーが出発を待っています。
午前8時26分頃の島間港です。フェアリング補助器材、衛星搭載アダプタの水切りです。トレーラーに積載する作業を行っている状況です。
今回の輸送は、H3ロケット8号機の先端部に取り付けられるフェアリングです。衛星を保護するカバーのことです。
陸揚げされたフェアリング器材は、深夜午前0時に島間港を出発します。そのままここで待機しています。
21時6分ごろの島間港です。ナトリウム灯に照らされて周辺は黄色く染まっています。写真は、フェアリングを積載したトレーラーです。
午後10時の定刻に島間港を出発しました。写真は、フェアリングコンテナを積載した鹿商海運の大型トレーラーSCANIAです。
3日、22時36分ごろの上中交差点です。トレーラー通過の交通規制の看板が設置されています。
午後11時7分ごろ上中交差点です。トレーラー通過に伴い、信号機にかけたロープを引っ張り、通過の妨げにならないように回転させました。
上中交差点です。午後11時09分ごろ、フェアリングを積載した大型トレーラーが、ゆっくりとしたスピードで交差点を通過しました。
2025年(令和7年)10月3日(金)、南種子町島間港で行われた日本版GPS衛星「みちびき5号」の衛星フェアリングコンテナ及び補助器材・衛星搭載アダプタの水切り作業、そして、午後10時島間港を出発して上中交差点を通過して種子島宇宙センターまで陸送された状況をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、島間港での衛星搭載アダプタ及びフェアリングコンテナの水切り、積載した大型トレーラー待機状況、午後22時先導車両出発、午後10時島間港出発の状況、上中交差点での大型トレーラー通過状況などを収録しています。なお、AIナレーションで案内しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【衛星フェアリング水切り・陸送!日本版GPS衛星みちびき5号機用 令和7年10月3日種 島間港・上中交差点】
動画のGRコードはこちら
