令和7年8月23日(土)、南種子町福祉センターホール・ロビーで、南種子町、三菱重工業、JAXAの三社主催による、H-UA F1-50,All ありがとう!と題して、H-UAロケット退役記念式典が開催されました。
こH2Aロケット試験機1号機は、2001年8月29日午後4時00分に宇宙開発事業団種子島宇宙センターから打ち上げられました、そして、H2Aロケットの50号機最終号機は、2025年6月29日午前1時33分03秒に種子島宇宙センターから温室効果ガス観測技術衛星を搭載して、打ち上げられ衛星も分離されて成功していました。これからは、H3ロケットにその技術が引き継がれていくことになります。25年間にわたり、国産の衛星や国外の衛星も6機打ち上げてきました、98%という打ち上げ成功率を達成していました。
25年間にわたり、打ち上げを見守ってくれた町民、島民に感謝するとともにこれからのロケット打ち上げの新たなスタートとなるのを記念して行われたものです。その記念式典の模様を写真と動画で掲載しています。
H2Aロケット試験機1号機は、2001年8月29日午後4時00分に宇宙開発事業団種子島宇宙センターから打ち上げられました。そのパネル写真です。
H2Aロケット50号機は、令和7年6月29日午前1時51分に打ち上げられ成功しました。そのパネル写真です。
ロビーに展示されたH2Bロケット1号機から最終号機の9号機の打ち上げのパネル写真です。H2Bロケットは、有人宇宙ステーションきぼうの物資補給用の打ち上げとして利用されてきました。
主催者のあいさつです。写真は、南種子町長のあいさつです。長きにわたる打ち上げの感謝、これからのH3ロケットの打ち上げに期待することなど話していました。
主催者のあいさつです。三菱重工業MILSET長 長沼公明さんのお話しです。ロケットの打ち上げ効率化を進めたことやお客様の満足度が高かったこと、そして、スタッフの長期滞在など地元の協力があって長きにわたる打ち上げができたことなど話していました。
JAXA鹿児島宇宙センター所長砂坂義則さんのあいさつです。砂坂さんは、地元出身の方です。種子島宇宙センターでは、打ち上げ準備作業から携わり、スタッフのみんなが緊張感をもちそういう雰囲気があったこと、日常生活に不可欠な衛星はもちろん、世界中を驚かせた「はやぶさ2」の打ち上げのこと、何よりも南種子町住民の暖かい協力があってこそできたこと、H2Aの技術と経験はしっかり引き継がれていくことなど話していました。
熊毛支庁長による来賓祝辞です。関係者への感謝の言葉、H2Aロケットの最終号機が無事に成功したことへのお祝いの言葉、宇宙産業への協力、地元活性化のために南種子町、ほかの自治体とも協力して、観光資源、雇用創出など、また後継機のH3ロケットのこれからの発展、期待など話がありました。
鹿児島県議会議員松里康弘さんの来賓祝辞です。種子島宇宙センターから衛星を6機、あるいは打ち上げを12回まで引き上げ、海外の衛星を打ち上げて行くことが種子島の発展につながること、国際競争に打ち勝つために種子島空港を2500メートルから貨物機が利用できる3000メートルの滑走路に拡張されるよう国に要望していることなど話がありました。
SPACE TOWN南種子絵画コンクール表彰です。写真は、1・2年生の部最優秀賞の表彰です。忠平小学校2年岡田君の「いままでありがとう みらいへバトンタッチ」です。縦長に発射台のロケットを描いたものです。
町民代表感謝の気持ちです。小さいころからロケットに興味を持ち、さらに、模型まで製作するようになり、現在は、NVSの現地取材班になっているという。
記念講演です。三菱重工業防衛・宇宙セグメント宇宙事業部長五十嵐巌氏のお話しです。写真は、H2A/H2Bロケットが打ち上げた衛星です。
宇宙航空研究開発機構理事岡田匡史氏のお話しです。写真は、H2AロケットとH3ロケットのブースターの取り付け状態の違いです。H3では簡素化がされているとのお話しです。
これは、式典最初に流れた動画です。H2Aロケット50号機の組み立てから打ち上げまでの動画です。フェアリングには、多くのメッセージが書き込まれていました。
2025年(令和7年)8月23日(土)、南種子町福祉センターで、南種子町、三菱重工業、JAXAの三社主催による、H-UA F1-50,All ありがとう!と題して、H-UAロケット退役記念式典が開催されました。そのロビーに展示された、ロケットの歩み、F1-F50までの打上げパネル写真、SPACE TOWN南種子絵画コンクール入賞作品、ロビーでの受付状況などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
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2025年(令和7年)8月23日(土)、南種子町福祉センターで、南種子町、三菱重工業、JAXAの三社主催による、H-UA F1-50,All ありがとう!と題して、H-UAロケット退役記念式典が開催されました。その式典の模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、開会行事の主催者あいさつ、来賓祝辞、SPACE TOWN南種子絵画コンクールの表彰、町民代表感謝の気持ち、記念講演1.「おもてなしの心で支えられたロケットの成功成長の軌跡:H-UA25年」三菱重工防衛・宇宙セグメント宇宙事業部長 五十嵐 巌氏、2.「H-UAからH3へ:南種子町の皆様と拓く未来」宇宙航空研究開発機構 理事 岡田 匡史氏などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
動画のGRコードはこちら