種まきの説明
令和7年5月28日(水)、西之表市立現和小学校で、3・4年生による落花生の種を植える体験が行なわれました。これは、16年前から行っているものです。現和校区が、ふるさと活性化事業表彰を受ける際に始めたことによります。
現和は、種子島での落花生栽培の発祥の地であります。当時、現和で開業医をされていた最上宏氏は、31歳の元気な青年村会議員として換金作物への取り組みに貢献しました。
その記念碑の横の小畑と学校菜園での落花生の種を植える体験です。
写真1枚目は、子どもたちが落花生の種を植え付ける学校農園です。指導者は、学校近くにお住いの鮫島市憲さんです。鮫島さんは、記念碑に刻まれた羽生乙彦さんと親族関係でもあり市議会議員もされていました。子供たちに現和での落花生栽培についての話をしました。
写真2枚目は、落花生の種子の植え方を説明しています。前もって、鮫島さんが棒にひもをかけて植える感覚に赤くしるしをしています。そのしるしのところに指を突っ込んで穴をあけて種を植えていきます。
種の植え方説明
落花生の種
写真3枚目は、今回落花生の種です。学校農園に植える種は、新しく農協から手に入れたものを使います。すでに消毒も済ませてあるものです。
写真4枚目は、落花生の種を一人ずつ配布しました。一粒ずつ植えていきます。
種を配る
種の植え付け
写真5枚目は、指で穴を掘り、種は、20センチ間隔で植え付けます。烏から種をとられないように少し穴を深くして植え付けます。種を植えると、約1週間ぐらいで芽が出てきます。その後成長して、黄色い花を咲かせます。その花が落下することにより、土に中に種が増えて大きくなります。読んで字のごとくに成長するのです。花を咲かせると、90日間で収穫できるようになります。
写真6枚目は、こちらは、落花生初地の石碑横の小畑です。落花生の種子を植え付けます。ここで植える種は昨年収穫した種を使っています。
種まきする小畑
石碑の説明
写真7枚目は、種植えも無事終了しました。石碑は、種子島落花生栽培初地の碑です。、昭和33年に種子島落花生栽培初地之碑を建立しています。石材は、浅川から悪路の道をころを使って、運び出されたと今回栽培指導された鮫島さんが話されていました。現和校区民一丸となって記念碑を完成させています。種子島における落花生の歴史が刻まれています。そのことを子供たちに説明しています。
記念撮影
写真8枚目は、無事、落花生の種植えも終わり、学校へ帰る途中正門で記念撮影をしました。皆さんいい笑顔をしています。なお、収穫は、9月です。そして、収穫された落花生は、塩煮でゆがき、子どもたちに振舞われます。楽しみですね。
なお、落花生の種植え及びしおさい留学制度などの詳しいことは、西之表市立現和小学校(0997-25-0003)へお問い合わせてください。
2025年(令和7年)5月28日(水)、西之表市立現和小学校3・4年生による種子島落花生栽培初地之碑及び学校学習農園での落花生種植えの模様をダイジェストで紹介しています。この動画の中には、指導者鮫島市憲さんによる種子島の落花生の始まりのお話し、種の植え方、落花生の種配布、児童による種植え、石碑の小畑に移動する様子、石碑のお話、参加児童の感想、学校恵戻る様子、正門での記念撮影、鳥よけについてのお話しなどを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:現和小学校3・4年生令和7年度落花生種植え体験】
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