ふるさとまなび〜隊〜最後の砂鉄の投入
種子島開発総合センターで、平成24年1月21日(土)ふるさとまなび〜隊による製鉄実験が行われました。
ふるさとまなび〜隊は、同世代や異世代との様々な交流活動を通して、豊かな人間関係や規範意識、社会性を養うことを目的に、ふるさと(種子島)の自然や文化などを活かした楽しい・充実した教室作りを目指しています。
今回の教室は、製鉄実験だけでなく、空いた時間を使い、割り箸のゴム鉄砲作りも行いました。
写真一枚目は、製鉄実験の最後の砂鉄の投入するところを写しています。
今回、製鉄実験に使う炉は、横井式の小形炉です。それが写真三枚目です。円形のオイル缶を使用し、内側に断熱材として粘土を貼り付けて、溶鉱炉は三段重ねで使用しています。この方式は、横井式簡易溶鉱炉といわれています。
横井式小形炉による製鉄実験
参加者
写真四枚目は、ふるさとまなび〜隊の参加者です。子供から大人まで大勢の参加でした。
写真五枚目は、種子島開発総合センターの和田講師です。テキストを手に取り製鉄のお話を分かりやすく説明してくれました。
鉄砲伝来で知られる種子島の歴史の中でも、「古代製鉄」は、特に重要な役割を果しており、製鉄技術がなければ近代武器である火縄銃の完成はなかったでしょう。
種子島(西之表市)での製鉄の歴史は古く、600年以上前から製鉄が行われていたといわれています。幕末まで製鉄は操業されており、古田の製鉄所(10年間)は、大正七年に、また武部製鉄所(3年間)については、明治七年ごろに再び行われていますが、どちらとも短い期間で終わっています。
和田講師による製鉄のお話
材料の配布
今回の実験工程
@9:00〜10:00⇒鉄の作り方などの話、ゴムと割り箸で作るゴム鉄砲の製作
A10:00〜11:00⇒外で、鉄づくり
B11:00〜12:00⇒ゴム鉄砲で遊ぶ
C12:00〜12:30⇒鉄をさまして、できているかの確認?
写真六枚目は、割り箸で作る鉄砲の材料を配って、その確認をしている子供たちです。割り箸3本、1/2の割り箸2本、1/4の割り箸1本、1/8の割り箸1本です。これを組み合わせ、輪ゴムでしっかりと固定すると出来上がります。
ゴム鉄砲作り
スタッフもお手伝い!
写真七枚目は、材料の割り箸を切り取っていく作業です。お母さんが教えながら熱心に取り組んでいました。
ちょっと分からないことがあれば、スタッフに聞いたりします。子供たちが間違わないように丁寧に教えていきます。それが写真八枚目です。
工作は楽しい
親子で、熱心に取り組んでいました。鉄砲もだいぶ出来上がっていましたよ。お母さんの素敵な笑顔でした。
鉄砲が完成して、見せ合っていました。だいじょうぶかな?出来上がったものをゴムをかけて飛ばす人もいました。
もう完成!!
完成間近
ここでは、お父さんも頑張っていました。もう出来上がっている様子でした。
鉄砲館外では、小形炉の温度も上昇し、安定した様態になっており、砂鉄の投入もできる状態になっています。
実験準備完成
砂鉄は、炎が出ている炉の上から投入していきます。スコップには、貝殻を砕いて粉末にしたものと、砂鉄の不純物をできるだけ取り除いたものを入れていきます。それが、写真十二、三枚目です。なお、貝殻の粉末は、50グラム、砂鉄は200グラムです。
貝殻粉
砂鉄
写真十四枚目は、スコップの中に入れた貝殻の粉末と砂鉄を炉の上から投入しているところです。このとき、子供たちは保護用のめがねをつけています。
砂鉄の投入
木炭の投入
二分間隔で、砂鉄と木炭を交互に投入していきます。写真十五枚目は、木炭300グラムを投入しているところです。
ノロの取り出し
砂鉄と木炭の投入が15回になると、一回目のノロを取り出します。炉床にノロ(不純物)が溜まってくるので排出します。
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ふるさとまなび〜隊、製鉄実験、割り箸鉄砲についての詳しいことは、種子島開発総合センター(鉄砲館)(0997-23-3215)にお問い合わせてください。