水揚げされるサバ
平成24年6月14日(木)、西之表市西町にある種子島漁業協同組合せり市場で行われた夏の競りの模様を掲載しています。祝日や日曜日以外は、毎日9時より行われています。今回せりに出されていた魚類は、サバ、水イカ、甲イカ、マンビキ、ハガツオ、キンメダイ、アカバラ、コーコダイ、シビ、ナガラメ、マツブガイなどです。そのなかで、ひときわ大きいものは、アカバラの5キロを超える見事なものでした。
競りには、鮮魚店、スーパー、ホテルや民宿などの買人です。木札を使って、チョークで金額を記入し、入札していきます。それらを瞬時に、競り人が把握していきます。
写真1枚目は、9時のせりに間に合うように水揚げされるサバやキンメダイです。この日、サバが多数入札に掛けられていました。
写真2枚目は、マツブガイも揚がっているのか、コンテナに入れられていました。これは、つまみに絶品ですね。
マツブガイ
ナガラメ
写真3枚目は、今年は、ナガラメの水揚げが少なくて、高い値段のまま推移しています。一時期、9000円まで跳ね上がったとも聞きます。庶民の口には程遠い価格です。
写真4枚目は、今年は、水イカの水揚げも少ないです。価格も高値で取引されています。この日はやや多かったですね。2キロを超える水イカです。
水イカ(アオリイカ)
甲イカ(コブシメ)
写真5枚目は、甲イカは、ニガダケなどと煮て食べると、グッドですよ。この日、三箱上がっていました。水イカに比べて、価格は安いです。
写真6枚目は、この日、マンビキも揚がっていました。海中で泳いでいる様子は、華やかです。
マンビキ
ハガツオ
写真7枚目は、この日、ハガツオもかなり揚がっていました。刺身で食べてもグッドです。うまさは、セガツオこそ美味しいですけどね。種子島のカツオ、どれも美味しいですよ。
写真8枚目は、揚場に並べられた魚を下見して、入札に備えています。また、買人同士の情報交換も大事なことですね。
入札前の下見
木札で入札
写真9枚目は、入札は、木札を使っています。それにチョークで、金額を記入していきます。人気ある魚は、入札札も多いです。
なお、せり市場についての詳しいことは、種子島漁業協同組合(0997-22-0620)へお問い合わせてください。
※ 種子島漁業組合で、2012年6月14日(木)に行われた夏の競りの模様を撮影したものです。この動画の中には、船からの水揚げ作業、魚の計量、揚場風景、水揚げされた魚、入札の模様を収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。