薩摩琵琶鑑賞
平成23年12月17日(土)、国指定重要文化財古市家住宅において、中種子町立南界小学校「南界小古市家塾」が行われました。
今回は、中種子町熊野の熊野神社の協力を経て薩摩琵琶の演奏と巫女舞の鑑賞を実施しました。
南界小古市家塾の模様を掲載しています。
ところで、国指定重要文化財古市家住宅について、簡単に説明しますと次のとおりです。
古市家住宅は、種子島の南部の坂井集落に位置しています。古市家の祖先は、永禄年中(1558〜1570)に領主種子島家の招きで河内国古市郡から来島した家老清三で、二代目実置の四男が現在地に移住し、家をおこしたとされています。主屋は、棟札により、弘化三年(1846)の建築であることが分かっています。
古市家住宅は、平成6年7月12日に国の重要文化財として指定されています。写真二枚目がその住宅の一部です。
古市家住宅
南界小学校の校長先生の挨拶
南界小学校の校長先生の挨拶で塾が始まりました。それが写真三枚目です。
写真四枚目は、熊野神社宮司の黒木さんのあいさつです。鹿児島神社の宮司である山下さんを招き薩摩琵琶の生の演奏を聞いてほしいことと巫女舞についての説明やゆっくり見て、聞いて、感じてほしいことなど話してくれました。
熊野神社宮司の黒木さんのあいさつ
豊栄の舞
写真五枚目は、巫女舞です。巫女舞のなかで豊栄の舞を披露してくれました。別名乙女舞とも言われています。
舞人は、右手に榊や季節の花を持って舞うとされています。また、豊栄の舞は、自然の恵みに感謝する舞と言われています。
宮司さんの娘さんが下級生に8月から練習を行ってきまして、先月(11月23日)の熊野神社の秋季大祭で奉納していました。今回、二回目の舞の披露になりました。
塾が始まる前にも、練習を行っていました。本番では、お二人の息もぴったり合い、優雅で落ち着いた巫女舞を踊ってくれました。
薩摩琵琶の生演奏
薩摩琵琶演奏終了
写真六枚目は、薩摩琵琶の生演奏です。鹿児島神社の宮司である山下さんです。
通常は、音の整ったホールなどで演奏するのだが、このような歴史ある建物の中でさせていただくのはありがたい。非常に落ち着いていいものだと話されていました。
ところで、山下さんが演奏してくれたものは、「金剛石」、「蓬莱山」、「木崎原合戦」、「城山」の四曲でした。
まず、「金剛石」は、勉強することの大切さを教えてくれている歌です。金剛石とはダイヤモンドのことで、磨いて初めて美しいものになる。人も同じことだといいます。
「蓬莱山」は、「君が代・・・・」というところが国歌「君が代」のもとになったといわれています。
「木崎原合戦」は、当時のいさぎよい、相手方をたたえた歌だといいます。
最後に演奏してくれたのは、「城山」です。西南戦争で城山で最期を遂げた西郷隆盛のことを勝海舟が歌ったものだといいます。その城山の前編を演奏してくれました。
写真七枚目が、その城山の演奏が終わったところです。
花束贈呈
薩摩琵琶の演奏が終わると、山下さんに南界小学校より花束が贈られました。それが写真八枚目です。
南界小学校児童合唱
写真九枚目は、南界小学校児童による合唱です。県学校合唱コンクールに向けて、朝、放課後練習をされているとのこと。
子どもたちが元気いっぱいに「ぼくのひこうき」を歌ってくれました。
歴史ある建物で、こういう和楽器を聞くのも子どもたちにとって、忘れられないページになることでしょう。
古市家塾の詳しいことについては、中種子町立南界小学校(0997-27-9009)、または、熊野神社(0997-27-9004)へお問い合わせてください。