ふ化したウミガメ
平成29年8月19日(土)、南種子町立茎南小学校児童、保護者、教職員、一般参加者による種子島宇宙センター竹崎海岸でウミガメ放流活動を行いました。
6月30日に148個のウミガメの卵をふ化場に入れて、ふ化するのを待っていました。そして、8月19日、113匹ふ化して、今日の放流となったものです。
今年は、天候不良だったのか、ウミガメのふ化が遅い年でした。また、茎南小学校でのふ化率は、76%でいい状況だったと思います。写真一枚目は、113匹のウミガメです。
写真二枚目は、種子島宇宙センター竹崎海岸でのウミガメ放流の会です。教頭先生のあいさつで、今年のふ化状況などが報告されました。
竹崎海岸での始まりの会
放流する竹崎海岸
種子島宇宙センター内の竹崎海岸です。この日、H2Aロケット35号機が打ち上がった日です。写真三枚目です。
写真四枚目は、PTA会長のあいさつです。この日、ロケットも打ち上がって、ウミガメ放流も特別な日になったことなど話されていました。
PTA会長のあいさつ
ウミガメをつかめる
会が終わると、茎南小児童からタライの中のウミガメを一人2匹つかみ取ります。写真五枚目です。
写真六枚目は、ウミガメを2匹ずつ持った子供たちです。ウミガメは、元気に手足を動かしていました。
ウミガメ持つ子供たち
ウミガメを持って並ぶ子供たち
夕暮れ時の竹崎海岸の波打ち際にウミガメを持って並ぶ子供たちです。ウミガメに声かかけながら放流します。写真七枚目です。
「また、帰ってきてね!」と声をかけながら、ウミガメを持った子供たちは、一斉に手から放して放流しました。写真八枚目です。
一斉にウミガメを放流する子供たち
海へ向かうウミガメ
放されたウミガメは、よちよち歩きで、海の中へ入っていくのですが、波によって、再び戻されてしまいます。写真九枚目です。
ウミガメを見送る子供たち
写真十枚目は、何度も波によって戻されてくるウミガメを海の中へ戻して、また、この海に帰ってくることを願って見つめていました。30年後きっと、この海へ帰ってくるよ!
なお、ウミガメ放流や宇宙留学制度等については、南種子町立茎南小学校(0997-26-7631)へお問い合わせてください。
※ この動画の中には、学校でのタライの中のウミガメ、前之浜海岸、海岸でのウミガメを見る子どもたち、会の模様、放流の模様、一般見学者及び児童による感想などを収録しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
【種子島の学校活動:茎南小学校種子島宇宙センター竹崎でウミガメ放流活動】