種子島家の祈願寺であった慈遠寺
現在の八坂神社境内は、種子島家の祈願寺であった慈遠寺跡地です。慈遠寺には三十六坊もあった宿坊があり、島内外の宿泊者の多くは、ここを利用していました。もちろん鉄砲伝来時の南蛮船の乗組員も、ここで長期滞在しています。
その慈遠寺の唯一の証拠品である手水鉢(ちょうずばち)が現在残されています。今で言う手洗い場です。
神社の拝殿前に大きな鳥居がありますが、この左側に手水鉢が置かれています。巾約1.2メートル、奥行き0.7メートル、高さ0.8メートルの大きさです。
大きな字で「慈遠寺」と刻まれています。