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山道探検に挑戦!

ヤクタネゴヨウの前で記念撮影

ヤクタネゴヨウの前で記念撮影

平成26年1月26日(日)ふるさとまなび〜隊による鴻之峰を歩こうが行われました。

ふるさとまなび〜隊は、同世代や異世代との様々な交流活動を通して、豊かな人間関係や規範意識、社会性を養うことを目的に、ふるさと(種子島)の自然や文化などを活かした楽しい・充実した教室作りを目指しています。

今回の教室は、「鴻之峰を歩こう」ということで、種子島の自然を体験するものです。

ヤクタネゴヨウの前で記念撮影です。今回、まなび〜隊には10名が参加してくれました。また、レオクラブのメンバー高校生も加わっていました。全員でバッチリ決めました!!写真1枚目です。

写真2枚目は、約1キロの山道の自然体験です。足元に注意して、いざ出発です。

いざ出発

いざ出発

山道の案内人奈尾さん

山道の案内人奈尾さん

写真3枚目は、植樹された杉の皮をシカが剥いてしまったことをお話しているのです。今回、山道の案内人は、地元にお住いの奈尾さんです。

写真4枚目は、周囲を見渡すと、どの杉も樹皮がはがれています。シカの繁殖によって、杉の被害が拡大しているとのこと。

杉の被害説明

杉の被害説明

澱粉工場のタンク

澱粉工場のタンク

写真5枚目は、かつて、鴻峰小学校で使用していたプールです。澱粉工場のタンクを利用したものです。少し改良してプールとして使っていたと。今でもはっきりとその跡が残っています。

澱粉工場が稼働していた時代に作られた水路用穴です。やっと、人が通れるくらいの小さな穴です。写真6枚目です。 

水路用穴の前

水路用穴の前

水路用穴

水路用穴

その水路用穴です。長さは約15メートルです。今日の探検の目玉でした。写真7枚目です。 

水路用穴へ入る様子です。人がやっと通れるくらいの大きさですから余裕がほとんどありません。写真8枚目です。

水路用穴へ入る

水路用穴へ入る

水路用穴の取水側付近

水路用穴の取水側付近

水路用穴の取水側付近です。川には、堰があり、澱粉で使う水を貯めていたのでしょう。写真9枚目です。

堰のある川付近からシカ道を上り、山の尾根まで歩きます。付近は、急な坂道になっており、また、滑りやすくもなっているのです。写真10枚目です。

シカ道を上る

シカ道を上る

マテバシイの木

マテバシイの木

尾根付近にあるマテバシイの木です。写真から分かるとおり幹からあちこち樹液が出ているのです。こうなってしまったら樹木の寿命が近くなっていると。こういった現象は、全国でも多発していると。子供たちも熱心に聞いていました。写真11枚目です。

約1時間の山歩きも無事終了です。子供たちも疲れもほとんど見せず歩きました。写真12枚目です。

山歩き終了

山歩き終了

ヤクタネゴヨウ

ヤクタネゴヨウ

ヤクタネゴヨウは、種子島と屋久島にだけ自然生息する五葉松です。鴻峰小学校の玄関付近には、西之表市の指定名木・古木になっているヤクタネゴヨウがあります。樹齢は約100年と推定されています。写真13枚目です。

ヤクタネゴヨウの種子を拾っている様子です。一人10粒くらいです。写真14枚目です。

種子拾い

種子拾い

ヤクタネゴヨウの種子

ヤクタネゴヨウの種子

拾い集めたヤクタネゴヨウの種子です。この種子を鉢植えするのです。写真15枚目です。

種子を鉢に植える

種子を鉢に植える

拾い集めた種子を鉢に植えているところです。ヤクタネゴヨウの発芽率は非常に悪く、約一割くらいです。そして、今植え付けると、来年の春先に運が良ければ芽が出てくるとのこと。写真16枚目です。

平成26年度ふるさとまなび〜隊に関する詳しいことは、西之表市役所教育委員会(0997-22-1111)までお問い合わせてください。

※ 2014年1月26日(日)、西之表市中割で行われたふるさとまなび〜隊「鴻之峰を歩こう」を撮影しドキュメントとして収録しています。動画に中には、山道歩き、水路用穴のくぐり、ヤクタネゴヨウ、ヤクタネゴヨウの種子を植える作業などを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の体験活動:ふるさとまなび〜隊「鴻之峰を歩こう」「ヤクタネゴヨウの種子を植える」ドキュメント

【撮影場所】
鹿児島県西之表市鴻之峰、その周辺
【撮影日時】
2014年1月26日(日)/9時07分〜11時07分
2014.1.26〜