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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ヒガンバナ科タマスダレ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
ゼフィランサス、Zephyranthes carinata
【 撮影日時 】
2015年(平成27年)9月2日(水)/12時56〜58分
【 撮影場所 】
鹿児島県中種子町野間畠田、西之表市
【名前の由来】
***

生態状況

サフランモドキは、西インド諸島やメキシコに自生する多年草で、観賞用の園芸品種です。
日本には江戸時代末期に渡来しています。導入時サフランと誤って呼んでいたらしく、その後、現在の名前に改められています。
サフランモドキは一見、弱々しい草花に見えますが、払ってもすぐに芽を出してきれいな花を咲かせてくれます。
したがって、可愛さの中にも生命力の強い花です。草花の中で好きなひとつです。本当に可愛らしい花ですね。

  • サフランモドキ
    夏の草花を代表するサフランモドキです。花びらのピンク色が大変素敵です。通常、田んぼ、畑、そして道端の土手付近に咲いています。
  • サフランモドキの花の画像
    花期は、6〜10月とされています。場所によっては、少し群れて咲いていることもあります。【平成19年8月5日撮影】
  • サフランモドキの花の画像
    花がこんなにも集まって咲いていることは、非常にまれです。【平成16年9月1日撮影】
  • サフランモドキの群生した花の画像
    花びらの直径は、6センチほど、雄しべは6個、そのうち3個は長く、残り3個はやや短いとされます。そして、雌しべの先端部は、三裂しています。【平成30年5月25日撮影】
  • サフランモドキの群生した花の画像
    茎は赤褐色で、直立して花を上向きに咲かせます。葉は、根生し線形です。高さは、15〜30センチです。【平成30年5月25日撮影】

2022年(令和4年)5月22日(日)、西之表市伊関浜脇木折坂線で取材した初夏のころ茎の先に直立してピンク色の花を上向きに咲かせたサフランモドキの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
サフランモドキ 初夏のころ赤褐色の茎先に直立してピンク色の花を上向きに咲かせた開花風景令和4年〜種子島の植物

2013.12.21〜