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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
ナデシコ科ナデシコ属の多年草
【 和名・別名・学名 】
姫浜撫子/別名リュウキュウカンナデシコ、Dianthus kiusianus
【 撮影日時 】
2016年(平成28年)8月11日(木)/9時24分〜9時28分
【 撮影場所 】
鹿児島県西之表市上西花里浜海岸
【名前の由来】
***

生態状況

暖地の海岸に近い砂地に生えているヒメハマナデシコです。薄い紅色が素晴らしく、中心付近の模様がとても印象的です。高さは約20センチです。
ハマナデシコは、花びらを多数つけますが、ヒメハマナデシコはひとつの茎に一輪つけます。それが見分けるポイントになっています。
種子島の海岸付近に可愛く咲いてくれます。全般的に群れて咲いているのですが、敢えて一輪咲きを掲載しました。

  • ヒメハマナデシコ
    ヒメハマナデシコの花期は、6〜10月と言われています。花期の長い浜辺の草花です。通常、海岸の砂地で、大きな群れで生えています。
  • ヒメハマナデシコの花
    紅紫色の花を、茎の先に、1〜6個付けます。そして、写真からも分かるように、花びらの縁は、小さい鋸歯状になっています。
  • ヒメハマナデシコの花
    花の色は、薄紅から少し濃い紅紫までいろいろです。写真のものは、花並びもきれいな紅紫色です。
  • ヒメハマナデシコ花・茎・葉
    海岸の砂地に生え、根元の基部でよく枝分かれしています。やや傾斜しながら直立してきます。葉は分厚く、長さ1.5〜3センチです。根元の葉や茎は赤褐色になっていることもあります。写真では、ハマゴウも自生しています。
  • ヒメハマナデシコの群生・花
    海岸の砂地の土手付近で群生しているのです。種子島でも多く見られます。

2020年(令和2年)7月17・18日(金・土)、西之表市花里浜海岸、下西下石寺国道58号線沿い海岸近く砂地、上能野海岸砂地で取材した初夏から秋にかけて花茎の先端に一輪のピンク色の花をつけたヒメハマナデシコの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ヒメハマナデシコ 初夏から秋にかけて暖地の海岸砂地で花茎の先端に一輪のピンク色の花をつけた開花風景〜種子島の自然

2013.12.15〜