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草花・植物の諸データ

【 科・属名 】
アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草
【 和名・別名・学名 】
屁糞蔓/別名ヤイトバナ・サオトメカズラ、Paederia scandens
【 撮影日時 】
2009年(平成21年)9月23日/11時31分
【 撮影場所 】
鹿児島県熊毛郡中種子町納官春田、西之表市国上湊農道沿い
【名前の由来】
***

生態状況

ヘクソカズラはつる性で、日当たりのいい場所でよく見かけます。花びらは、全体的に白いですが、中心部は赤紫色をしています。そのままでは臭いはしません。
しかし、花びらをちぎって嗅いでみると、独特の臭いがしてきます。開花した状態も綺麗ですが、何といっても真冬になると、枯れた状態の色づいた果実が素敵です。
その乾燥した状態を飾っておくのもいいものです。

  • ヘクソカズラの花の画像
    ヘクソカズラの花期は、8〜9月です。全般的に日当たりのよい通常の薮、土手付近、草地などで普通に見られるつる性の多年草です。
  • ヘクソカズラの花の画像
    葉腋から花序を出し、白い花を多くつけます。花冠の長さは約1センチ、直径は6ミリです。中心部は、鮮やかな紅色です。【平成18年9月23日撮影】
  • ヘクソカズラの黄褐色の果実の画像
    ヘクソカズラは、晩秋を過ぎると、急速に葉が枯れてしまいます。その頃になると、果実が茶色に変色してきます。【平成23年12月23日撮影】
  • ヘクソカズラの黄褐色の果実の画像
    果実が熟すと、冬枯れの素晴らしい光景を見ることができます。カズラは、飾り物に最適です。
  • ヘクソカズラの黄褐色の果実の画像
    つる性の茎に葉は対生し、葉腋から散状花序をだし灰白色の花を咲かせ、冬には黄褐色の果実になります。【平成23年12月23日撮影】

2021年(令和3年)9月16日(木)、西之表市花里崎野木平線、国上県道591号線沿いで取材した秋のころ葉腋に短い集散花序を出し白い花を多くつけたアカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草ヘクソカズラの開花風景を紹介しています。
なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。
ヘクソカズラ 秋のころ葉腋に短い集散花序を出し灰白色の花を多くつけた開花風景〜種子島の自然

2013.12.15〜