スズメノテッポウ

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放置畑のスズメノテッポウ
放置畑のスズメノテッポウ
【 特   徴 】
スズメノテッポウは、通常、水田や湿地帯で見られるものですが、畑の中でも、たまに生えていることがあります。特に、牧草地の畑で多いです。古代農耕(ムギの栽培)とともに渡来してきた史前帰化植物の一つといわれています。中型ながら繁殖力が強く放射状に広がります。油断したり、放置したままにすると群生することもあります。
ポツポツとまばらに生えていたり、密集している場合もあります。
【 除草方法 】
土が比較的やわらかいと、人手で茎をもって引き抜いて除草できます。この雑草は、根が丈夫なので、抜いた後、根に泥が付着しているので、払い落とす必要があります。あるいは、管理機などでたたいて処理できます。
除草剤を使用する場合は、農耕地用のものを使用し、イネ科に効果のあるもので生育期間が適度とされています。さとうきび畑では、プリグロックスL、アージラン液剤が使われており、イネ科から広葉の雑草まで広範囲に使える薬剤です。

2014.4.4〜