種子島子牛せり市

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今はせりも安値で大変

平成20年8月21〜22日種子島の中央、中種子町納官の国道58号線沿いにあるJA種子島家畜市場で、平成20年8月種子島子牛せり市が行われ、島内から613頭の子牛が競りに掛けられました。牛の中でも和牛だけで、牡、去勢、メスの3種です。子牛は平均すると、250〜290キロくらいの体重です。家畜農家にとっては、せりへの期待感と不安もありますが、楽しみな日となるのです。

種子島での子牛のせり値ですが、アメリカのBSE問題で50万円前後をキープし、高値取引されていましたが、現在輸入解禁により、せり値も降下減少が続いています。せり値は、去勢子牛で43万円、メス子牛で38万円が平均値です。これは全国的に同様なせり値だと思います。今回のせりで更に下落減少が続いています。「もうちょっと、あがってくれればなぁ〜」との声を耳にしています。家畜農家の方に聞いて見ましたが、「以前は、いい思いをしたけど、今は安値で大変」と話していました。

今回、島内から613頭の子牛がせりにかけられています。早朝から家畜市場へ子牛を積んだトラックが次々にきて、子牛を降ろしていました。構内外には出店もあり、うどん、ジュース、果物、お弁当などのほか、家畜用資材などもも販売していました。子牛せりには、今回初めての観覧となり、にぎやかな雰囲気に感心しました。せりは、午前10時40分から開始されますが、その前に会場で、「環境にやさしい畜産をしよう!」との家畜研修も行なわれました。鹿児島中央家畜保健衛生所熊毛支所により、畜産に関連する水質汚濁、悪臭、害虫の発生の環境問題をについてスライドを使って実施していました。

購買者は、島内はもちろん、佐賀、愛知、福島など遠路からもせりに応札しています。せりは、番号札順に自動応札式になっており、ほとんど20万円から開始し、次々と落札されていきます。しかし、会場を見ていてもどうやって、金額を入れているのか、まったく分からないです。身近にせりを見て、市場価格は生き物だということを感じさせてくれました。なお、「種子島子牛せり市」については、JA種子屋久農業協同組合畜産部(0997-27-7840)へお問い合わせてください。

種子島家畜市場 構内の出店 車から子牛を降ろす
種子島家畜市場 構内の出店 車から子牛を降ろす
中種子町納官の国道58号線沿いに市場です。種子島では、年8回子牛せりが行なわれています。正門を少し入ったところから西側を写しています。中央やや左の建物が、せり売場です。 畜舎前では、出店がありうどん、ジュース、お弁当、果物など販売していました。以前は、まだお店も多かったといいます。 せり売場の先に、車から子牛を降ろす場所があります。車からなかなか降りてこない子牛を何人かで引っ張っていました。本能で分かるんでしょうね。
待機 子牛もきれいに! 研修も...
待機 子牛もきれいに! 研修も...
写真は、車から降ろされた子牛は、番号札順に畜舎で待機されます。引っ張って行こうとしてもなかなか子牛はいうことを聞いてくれません。 大事に育ててきた子牛ですから、見た目も綺麗でなくてはいけません。櫛を使って毛並みなどを整えているのです。 せり会場では、スライドを使って、畜産の研修を行なっているところです。身近な問題なので、熱心に聞き入っていました。
最優秀賞! せり本番! せりが終わって...
最優秀賞! セリ本番! セリが終わって...
熊毛畜産農協連の最優秀賞の子牛です。このほかにも2頭いました。素人の当方が見ても立派な体型と分かりました。 午後から行なわれたせり本番の様子です。12番のオスは、55万9千円で落札されました。会場からは少しどよめきがありました。 せりが終ると、1頭ずつ右の耳に競り落とされた番号札を付けられます。札が付け終わると、畜舎に入れられます。
【撮影場所】
鹿児島県熊毛郡中種子町納官種子島家畜市場
【撮影日時】
2008年8月21日/8時56分〜13時38分
2014.2.14〜