種子島は海のものでも、山のものでも美味しいものがたくさんあります。黒潮の影響を受け気候的に恵まれているのでしょう。
早春になると、クサギの新芽が出てきます。種子島の各地の道沿いで、クサギがたくさん生えています。
新芽が出たころを狙ってクサギの葉を取り、豆腐などと煮込んだり、味噌汁の中に入れると、ほのかな苦さがあり食がそそってきます。
このころクサギ取りが増えてくる季節になります。独特の臭いがするので、好き嫌いがあるのも当然かもしれません。クサギの葉、最近、ほとんど食べる機会がありません。田舎料理には欠かせない材料です。
ほのかな苦さがあるクサギの葉
写真は、クサギの小枝ごと取ってきたものを、枝の先端部にある新芽を摘み取っている作業です。
取ってきてから少し時間が経過しているので、葉は縮れています。一枚ごと摘み取っていきますので、面倒な作業になります。
夕暮れ時、世間話もしながら和気藹々と楽しそうに作業行っていました。
クサギの葉を摘み取る