
御崎神社の秋季大祭で奉納された西之中西目公民館の皆さんによる踊りです。ところで、中西目は前ノ原と小田部落を合せて呼んでいます。安城踊りの中でも百姓踊りに属します。
踊りの服装は、頭に花笠をかぶった踊り手が十八人、入鼓九人、そして鉦九人です。またハチマキをした艶やかな衣装を身に着けた太鼓九人がいますので、全体では二十七人の踊りです。衣装も派手さと地味さとが混在しているので、独特の雰囲気があります。
大踊りの安城踊りは組踊りになっており、一組は出端(では)、本踊り、崩し、引端(ひきは)の構成になっており、これを三回(三組)踊っていきます。一組の踊りは約十五分くらいですので、全体では四十五分の大踊りになっています。したがって、きちんとこれを守っているかは注意深く見ると分かってきます。
今回、御崎神社の秋季大祭は、悪天候のため、一番庭と二番庭だけ神社拝殿内において奉納されました。したがって、踊りの服装は、通常と少し違い笠をかぶっていません。それと、室内での奉納踊りでしたので、本踊りだけになっています。写真は、すべて本踊りのものです。ご了承ください。
一枚目の写真は、一組目の本踊りです。隊列は円形で、花笠は反時計方向に進行、太鼓は時計方向に進行しながら踊っていきます。
大踊りの特徴は、太鼓と花笠が二重円で移動しながら踊る時、それぞれの進行方向は正反対に移動していきます。また、笠の皆さんは歌を歌いながら踊っていきます。「イヨ〜」、「ヨオ〜」とか掛け声が頻繁に出てきます。太鼓や鉦の音が途絶えることもなく、境内に響きわたります。民族的な響きが何とも言えないほど哀愁を感じさせてくれます。
![]() |
今回の安城踊りは、室内での奉納踊りとなりましたので、本踊りだけになりました。本踊りは、ゆっくりしたテンポの踊りです。本来なら笠をかぶっているのですが、室内では邪魔になってしまうので、付けずに踊っているのです。 |
![]() |
安城踊りは、地域によって踊り方も色々です。本踊りでも少しずつ違っています。内側の鉦と入鼓は、反時計方向に移動しながら踊っていきます。 |
![]() |
外周の太鼓は、時計方向に移動しながら踊っていきます。本踊りですので、ゆっくりしたテンポです。 |
