ヤートセー〜おくめ口説

艶やかさの中にも哀愁もあるヤートセー

ヤートセー(おくめ口説)〜本踊り
【撮影場所】
鹿児島県南種子町島間向方神社・お寺
【撮影日時】
2017年10月28日(土)/11時46分〜12時07分(動画)
2015年10月18日(日)/11時55分〜12時06分(写真)
【奉納場所】
南種子町島間岬八幡神社、向方神社・お寺
【奉納時期】
隔年11月15日(岬八幡神社)、隔年10月中旬(向方神社)
【アクセス方法】
南種子市街地から国道58号線を下ること、約15分で岬八幡神社に着きます。

【踊りの説明】

島間上方(向方・大久保)地域に伝承されている郷土芸能のおくめ口説(ヤートセー)です。一般的にヤートセーは口説踊りと言われています。特に南種子町には全域に伝承されている郷土芸能です。

男性踊り子の服装は、黒地の衣装姿が基本です。手ぬぐいのハチマキをして、色鮮やかなたすきがけ、そして黒足袋でワラジを履いています。一方女性の踊り子は頭にハチマキ、そして鮮やかな衣装姿にたすきがけです。

ヤートセーは出端、本踊り、崩し、引端から構成されています。出端は太鼓、鉦は左前方から、踊り子は右前方から一列縦隊で、次第に二重円の隊列になっていきます。太鼓二人、鉦二人、小鼓二人は内側の円で反時計方向に、踊り子は外周を時計方向に前進しながら本踊りを踊っていきます。地域によって、外周を廻る方向に違いがあります。

写真一枚目は本踊りの様子です。おくめ口説は、内側あるいは外側を向き、左手を垂直に曲げ、そのとき右手を水平に左ひじに添えるスタンダードな踊る瞬間が出てきません。標準のヤートセーと大きく違う部分です。なお、ヤートセーの掛け声が出て踊る仕草は踊り全般に至っています。

静かで優雅な手踊りです。女性も混在しているので、色気のある踊りを楽しませてくれました。特に女性の踊りは、艶やかさの中にも哀愁も感じられ、しとやかな雰囲気に包まれていました。

ヤートセー(おくめ口説)の出端 写真は、ヤートセーの出端です。先頭の踊り子が唄いながら入場し、円形の隊列に整えていきます。
ヤートセー(おくめ口説)内周の鳴り物 写真は、おくめ口説きの内周の鳴り物です。太鼓二人、入鼓二人、鉦二人です。反時計方向に移動します。
ヤートセー(おくめ口説)内周の鳴り物の鉦 写真は、内周の鳴り物の鉦です。素朴な金属音が響きます。
ヤートセー(おくめ口説)外周の踊り子 写真は、おくめ口説きの外周の踊り子です。ヤートセーの見どころは、何と言っても手踊りですので、曲線美を描くように手を動かせる仕草です。これがポイントです。
ヤートセー(おくめ口説)全体の踊り 写真は、ヤートセーの全体の踊りの模様です。女性の派手な衣装に比べて、男性の衣装は素朴な藍色です。
ヤートセー(おくめ口説)内側を向いて手を合わせる所作 写真は、おくめ口説の内側を向いて手を合わせる仕草です。ヤートセーの掛け声が出ています。ここも見どころですよ。
ヤートセー(おくめ口説)崩しの踊り 写真は、おくめ口説きの崩し或は引端です。本踊りとは全く違った踊りです。これが終わると退場しておくめ口説きが終了です。

※ 2017年10月28日、南種子町島間向方神社の秋季大祭で奉納された上方地域に伝承する「ヤートセー(おくめ口説)」を撮影したものです。この動画に中には、ヤートセーの出端、本踊り、くずしを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:ヤートセーおくめ口説向方神社秋季大祭での踊り上方地域2017年

※ 2015年10月18日、南種子町島間向方神社の秋季大祭で奉納された上方地域に伝承する「ヤートセー(おくめ口説)」を撮影したものです。この動画に中には、ヤートセーの出端、本踊り、くずしを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:ヤートセー おくめ口説 向方神社秋季大祭での奉納踊り上方地域

※ 2013年11月15日、南種子町島間御崎八幡神社の秋季大祭で踊られた上方地域に伝承する「ヤートセー(おくめ口説)」を撮影したものです。この動画に中には、ヤートセーの出端、本踊り、くずしを収録しています。

なお、YouTubeでのアドレスとタイトルは次の通りです。

種子島の郷土芸能:南種子町島間上方地域に伝承するヤートセーおくめ口説

 
 

【過去の画像】

ヤートセー(おくめ口説)〜本踊り 2013.11.15
ヤートセー〜本踊り 2013.11.15(岬八幡神社境内にて)
ヤートセー(おくめ口説)〜くずし 2007.11.15
ヤートセー〜くずし 2007.11.15(岬八幡神社境内にて)
2015.10.20〜