源太郎踊り(げんだらおどり)

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女性も加わり、踊りに艶やかさや色気もある郷土芸能

源太郎踊り
【撮影場所】
鹿児島県西之表市住吉神社境内
【撮影日時】
2006年10月22日/14時24分〜14時27分
【写真情報】
サイズ[49.1〜49.9KB]、カメラ[CANON IXY 700]
【奉納場所】
西之表市住吉神社及び住吉校区体育大会
【奉納時期】
毎年十月第四日曜日
【アクセス方法】
西之表市街地から国道58号線を中種子に向かうこと約15分でこの場所に着きます。

【踊りの説明】

住吉地域に伝承されている源太郎踊り(げんだらおどり)です。源太郎踊りは、西之表市の無形民俗文化財に指定されています。種子島の各地に、この源太郎踊りに似た郷土芸能がありますが、この住吉から広まったと言われています。

源太郎踊りの由来は、歌詞の二番に「山口おどりの源太郎よ」とあることから、源太郎踊りといわれるようになったという。また、地域によっては「山口踊り」とも呼んでいます。

源太郎踊りの男性の服装は、頭に笠をかぶった踊り子が十人、太鼓十六人が小太鼓や鉦を持っています。笠をかぶった踊り子七人は、黒の着物を着て鮮やかな片タスキをしています。

一方太鼓を持った男性の踊り子は、色鮮やかな着物を着て、頭はハチマキ、白地のズボン下を着て、ケハンをしてワラジを履いています。女性は二十人くらいで、黒の着物で鮮やかな片タスキをして、日の丸のセンスを持ちワラジを履いています。総勢四十五〜六人で奉納していきます。

写真でも分かると思いますが、華やかな中にも、荘厳な雰囲気、或いは落ち着きのある踊りを堪能できます。派手さと地味さと混ざっており、よくバランスが取れています。

入場は、左側の国道から五列で太鼓や鉦を叩き、掛け声を出しながらゆっくり入場してきます。最初は写真のように横の隊列になっていますが、次第に円形の隊列になったり、色々変化していき踊りも盛り上がっていきます。歌詞は一番から七番まであります。

太鼓や鉦の数も多いので、大変にぎやかで古式床しき、時には優雅さや哀愁も感じられます。また、女性も加わっていますので、踊りに艶やかさや色気もあります。見ごたえのある郷土芸能です。

写真の場所は、神社入口附近ですが、午後一時から、山手にある住吉神社境内で踊りを奉納してきます。

源太郎踊り 写真は、踊りが始まる前の様子です。神社境内は、写真右方向です。一般に公開する前に、住吉神社で奉納します。
源太郎踊り 写真は、鳥居に付近の境内まで、入場しているところです。五列縦隊になっています。
源太郎踊り 写真は、入場が終わり、これから本踊りが始まるところです。源太郎踊りは、七つの小さな組踊りになっています。緩急に富んだ踊りが楽しめます。

源太郎踊り

一 長者殿

長者殿の親方様のお詣りやる 槍なぎなたで
お供の衆は又五百人 草葉もなびけど
おたちやる イヨー おたちやる

二 あれこそ

あれこそこれの山口くだりの源太郎よ 山口くだりの源太郎よ
源太郎殿こそ若衆の中でも若衆ぶる 若衆の中でも若衆ぶる
ヤー 上のお寺に笛が鳴る あいちょろちょろと笛が鳴る
出ては逢いたし ひまはなし うまん苧桶をなぜおしゃる ヨーハイ ヨーハイ

三 音に聞く

音に聞く音に聞く 駿河の国の千代郎殿は
すりの松女と恋を召す 千代郎殿は十五なり
すりの松女は十四なり 十四と十五の仲なれば 言葉に花をば咲かせたや
千代郎殿のおしゃるようには 二つ刀と親両人は捨つるとも
よもやすてじの松女さん
松女さんのおしゃるようにゃ 唐の鏡と親両人は捨つるとも
よもやすてじの千代郎殿よ 千代郎殿

四 心づくし

心づくしの秋野の花よ 見る人ごとよ
見る人ごとに折りたがる 折りたがる ヨーハイ
佐賀の斗ますに いちごが盛りて 君末代よ
君マー末代よ わしゃ一度 わしゃ一期 ヨーハイ ヨーハイ
めでし偲びの言葉のかけそう まだ濃いなれよ
まだ濃い濃いなれん 野辺の草 野辺の草 ヨーハイ ヨーハイ

五 近江の国

近江の国の道覚殿は御陣立ち ハーイヤー
あれを見よ これを聞け 坂東の名馬に黒鞍しかせ
小桜おろしの鎧着て ハーかぶとは八重の磯の富士 イヨー 磯の富士
越前様の御所にこそ ハー 八重菊様とて美人ある
イヤー 同じ御家中に千寿様とて若衆ある
イヤー 愛宕詣りに目と目の見参なされける
恋の玉章贈られた イヨー 贈られた
五年この方 偲び申せど 水ほり川ほり 七筋ほりて
七重の御門に七人ごもりの御番所が 忍びもならぬ
御生でそよ イヨー 後生でそよ

六 土佐から

土佐から船が三艘ほど参る 先なは銭よ 中なは金よ
後なわ土佐の早生米よ イヨー わさ米ならば 箕でひてはかれ
斗掻きは置いて手ではかれ 斗掻きは置いて手ではかれ
十七、八の秋の野を行けば 小萩もさかる
我もさかる 小萩もさかる 我もさかる
ヤアー 今朝は寝忘れた ほんに寝忘れた 枕屏風に日が射いた 枕屏風に日が射いた

七 うぐいす

うぐいすが うぐいすが 花踏み散らす 細足で
大なぎなたでさくと切らば さくと切らば
やらやら見事 やらめでとう やらやら見事 やらめでとう
これのお庭に 葦植えて 我よし 人よし
世間なおよし 世間なおよし 
やらやら見事 やらめでとう やらやら見事 やらめでとう イヨーハイ イヨーハイ

【過去の画像】

源太郎踊り 2009.3.15
源太郎踊り 2009.3.15(住吉中学校閉校式にて)
源太郎踊り 2008.11.23
源太郎踊り 2008.11.23(かんしゃ祭にて)