カバノキ科
寒い時期になると、葉はすでに落下して、枝についた黒い果穂が多く残っています。
枝の先端部をよく見ると、冬芽が出ており、春を待っています。真冬にはすべて黒い松カサみたいになっています。
枝についた黒い果穂
ヤシャブシは、種子島のほとんどの道沿いで生えています。樹高は、5メートル未満のものが多いです。
ヤシャブシは、秋を過ぎると緑の果穂は、しだいに黒く変色していきます。初春になると、緑と黒い果穂の両方を楽しめます。
ヤシャブシは、道路改善工事跡地でよく見かける樹木です。
緑と黒い果穂の両方を楽しめる
ヤシャブシの特徴は、やせた土地でも丈夫に育つことです。したがって、砂防用に利用されることが多いのです。
新緑の頃になると開花します。まるでネコヤナギみたいな花をたくさんつけています。しかし、葉はほとんど芽の状態です。
初春にネコヤナギみたいな花をつける
早春のヤシャブシは、開花したものや前の年に熟した果実などが残っています。新芽とともに、黒く熟した果実を楽しめます。
不思議な光景のヤシャブシです。
ヤシャブシの黒い果穂
開花が終わると、夏には緑の果穂をつけます。多量のタンニンを含んでいることで黒色染料の材料にもなるといいます。
ヤシャブシの葉は、はっきりしたスジができており、周囲は鋸歯があります。それが見事で強さを表しているかのようです。
樹高は、ほとんど3〜5メートル前後で、日当たりのよい場所に生えています。
夏には緑の果穂をつける