立山の瀬

西之表市街地から県道76号線を経由し、古田平松から安城に出て、県道75号線を中種子方向に進むこと約40分で立山漁港に着きます。現在の立山漁港は港の改善工事が進み、旧港に行く道があったのですが、荒地になっており、港の北側の瀬に行くためには、漁港から海岸を歩いていく方法と、御牧の畑から降りる方法があります。しかし、両方とも釣り場まで少し時間がかかります。太平洋に面しているので、高波に十分気をつける必要があります。

ポイント@ 立山の瀬

この瀬は、ポイント@の北側に位置しています。大きな瀬ではないので、1人で釣ることになります。中央の瀬で左から北側(左側)を向いて竿を出していきます。

沈み瀬もあるので、ハリスを長めに取ると、瀬に引っ掛けてしまいます。クロを狙うわけですが、サラシが程よくできることが最低の条件です。底が見えるような条件では、釣果は望めません。

周囲に瀬があるので、潮の流れも複雑です。また、満潮になると、瀬に渡ることができません。瀬に取り残されないよう注意してください。また、うねりのある大波が打ち寄せてくる海岸です。高波に十分気をつけて、事故のない釣りを行ってください。

サラシが程よくできること

立山の瀬〜ポイント@
【撮影場所】
鹿児島県西之表市立山海岸
【撮影日】
2007年12月16日/11時43分

ポイントA 立山沖の瀬

漁港から北に向かって、海岸を歩いてくると、ポイント@、Aを過ぎて、さらに北へ向かうと、写真の沖合いにある瀬が見えてきます。波打ち際から30メートル前後でしょうか。かなり大きい瀬です。

当方も瀬に上がり釣ったことがあります。クロ釣りよりもモハミを狙ったほうがいいでしょう。瀬も大きいので、3〜5人でも大丈夫です。しかし、条件がよくないと、釣果にばらつきがあります。

晴天でべたなぎのときは最悪ですので、釣るのをやめましょう。曇りで、小雨のときは条件もよくなってきます。「ヒトマス瀬」に比べたら、釣果はよくありません。瀬が大きいので、安全性は高いです。しかし、沖にある瀬ですので、高波に十分気をつけて、事故のない釣りを行ってください。

条件がよくないと、釣果にばらつきが...

立山沖の瀬〜ポイントA
【撮影場所】
鹿児島県西之表市立山海岸
【撮影日】
2007年12月16日/11時50分

ポイントB 立山の瀬

この瀬は、当方も大変好きな瀬のひとつでした。漁港からは、かなり歩かないといけません。ポイントBからさらに北側に位置しています。周辺には、大小の瀬が点在しています。写真中央の瀬で、左から北側(左側)を向いて竿を出していきます。

水深も少しあり、また、瀬に囲まれているので、潮の流れも複雑ですが、やや左に押し寄せられてきます。程よくサラシができることが最低の条件です。たまに大物も来るので、楽しみな瀬です。

周囲に瀬があるので、ハリスを引っ掛けないように注意してください。また、うねりのある大波が打ち寄せてくる海岸です。高波に十分気をつけて、事故のない釣りを行ってください。

ここから眺める海岸は素晴らしいですので、釣りも楽しめますが、長閑な雰囲気が素敵です。

長閑な雰囲気で釣りが楽しめる...

立山の瀬〜ポイントB
【撮影場所】
鹿児島県西之表市立山海岸
【撮影日】
2007年12月16日/11時59分

ポイントDは、立山漁港から瀬渡しで上がる瀬です。漁港を出ると南下すること約1キロ、陸側からは70m前後の沖合いにある瀬です。ご覧のとおり、あまり高さもないので、上がれる条件は極端に少ない瀬です。しかし、条件が整い瀬に上がれば必ず釣れる瀬でもあり、一部の釣り人しか知らない瀬でもあります。当方もこの瀬に1回だけ上がったことがあります。そのときモハミ(舞鯛)の入れ食いを経験しています。東の沖合いの瀬ではここが一番でしょう。凪れば瀬に上がれますが、瀬があまり高くないので条件が整う必要があります。瀬渡しの船頭さんの判断によります。

ポイントB 立山沖の瀬(上クロバエ)

地元では、「上クロバエ」等と呼んでいます。2〜3人で釣ることができます。瀬に渡るには、写真で手前左側から上がります。モハミだけでなくもちろんクロも狙えます。

釣り方としては、フカセが中心となりますが、遠投もできます。やや南側(右側)を向いて釣ることになります。

干満によって瀬の高さが変化するので、うねりのある波に十分注意してください。太平洋なので大波がくることもあります。事故のないように十分気をつけて釣りを楽しんでください。写真は潮が引いた状態です。

立山沖の瀬〜ポイントC
【撮影場所】
鹿児島県西之表市立山海岸
【撮影日】
2007年12月8日/11時49分
2017.9.8〜